5月2日は、春分の日から数えて88日、いわゆる「八十八夜」と呼ばれる日でした。
そして5月5日の「こどもの日」も後に控え、この時期にしては貴重な(?)平日でした。
ということで、当然保育園は開園しており、多くの子どもたちの利用がありました。
そこで、給食室では「八十八夜」と「こどもの日」をコラボさせた、「緑茶のこいのぼりクッキー」をおやつで出すことにしました。
お茶のこいのぼりクッキー(アイスボックスタイプ)
こいのぼりクッキー自体は、今年が初めてではありませんが、これまでの型抜きクッキー生地をベースとしたものから、アイスボックス型に変更をし、作り方そのものを変えての試みとなりました。
材料
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薄力粉 180g
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砂糖 60g
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バターまたは
マーガリン 80g
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炒り胡麻 10g
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煎茶(粉) 5~10g
作り方
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バターは、湯煎して半分くらい溶かしておく。
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大きめのボウルにバター、煎茶以外の材料をすべて入れ、混ぜ合わせる。
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2に1を入れて、しっかり混ぜ合わせて生地をひとまとまりにする。
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ラップに棒状にした生地を包み、直方体に形を整える。
(↑ラップを外すとこのような形になります)
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4の生地はラップにくるんだまま冷蔵庫で冷やす。
アイスボックスではありますが、今回は冷凍庫に入れて凍らせることはしませんでいた。バター量の多い生地ですので、「冷蔵庫で冷やし固める」くらいで充分なのです。
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5の生地が冷えたら、ラップを外し、端からお好みの厚さにカットして、オーブンシートを敷いた天板に並べていく。
厚さは、7㎜くらいがちょうど良いです。これ以上薄いと作りづらくなってしまいますので注意が必要です。
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長方形の生地の端を、三角に切り落としてこいのぼりのヒレにして、絞り袋の口金やストローなどを使って目を描き、フォークでうろこをつけて形の完成!
しっぽ部分の三角は、包丁で切り落としても良いですが、ハート型や星型のクッキー型があれば、その角を使うことで一発で切り取ることもできます。
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170℃に予熱したオーブンで10分ほど焼いて出来上がり。
さいごに
決められた時間内で数多くのクッキーを作らなければならない保育園において、「アイスボックスクッキー」は、量産できる作り方ですのでかなり楽に作ることができます。
反面、形が崩れやすくなってしまうというデメリットもあることがわかりました。
また、給食室のように数人が分担して作業をする環境の中では、自分が思い描いているようにはなかなか事が運ばず、こいのぼりの見た目もなんだか「アマビエ」みたいになってしまったように感じます(笑)
この教訓を生かして、また来年改良版のクッキーを作ることができればよいなと思う、おやっさんなのでした。