世間はコロナパニックで毎日がイレギュラーな日々を送っています。県内では緊急事態宣言も発令されていますが、保育園は変わらず開園をし続けています。
子どもたちも毎日元気に登園していますが、運動会やお遊戯会など「みんなが集まる行事」は軒並み中止となっています。
そんな中でも少しでも保育園に来ている子どもたちに楽しい思い出を作ってほしく、私たち給食職員もできる限りのことを行ってあげたいと思っています。しかしながら、「クッキング」など、子どもたちが密になることは避けなければなりません。
そこで、私たちはなるべく「行事食」に力を入れることを考えているのです。
今は10月末の「ハロウィン」にちなんだカボチャを使ったおやつを計画中です。
これまでカボチャを使ったおやつは、クッキー・ケーキ・スコーンを作ってきましたが、今回はすでにおやつとして提供している「じゃがいも餅」のアレンジ版、「カボチャ餅」を作ってみました。
カボチャ餅(約4個分)
片栗粉を混ぜ込んで焼くため、おもちのような仕上がりになります。
- カボチャ 150g
- 砂糖 30g
- バター 5g
- 片栗粉 60g
作り方
①カボチャをレンジで加熱し、バターを加えて滑らかになるようにつぶす。
②①に砂糖・片栗粉を入れてひとまとまりにする。
③②でできた生地を4つに分けて形を作り、蓋をしたフライパンでじっくり焼く。
④焼き目がついたらひっくり返して、もう片側も焼いて出来上がり。
断面です↓
今回のカボチャ餅のもととなったジャガイモ餅とは
以前にも当ブログでご紹介したことがありますが、ジャガイモを片栗粉でお餅のようににして食べるおやつです。
ジャガイモを使用していますので、塩やチーズなどで味付けして食べるとおいしい仕上がりになります。
カボチャ餅は甘いおやつとして
反対に今回のカボチャ餅は、カボチャの甘みを生かすためにあえて甘めの味にしました。スイートパンプキンのイメージです。
もちろん、塩などの味付けも合いますので、お好みで味を変えることは可能です。
さいごに
今回は、ジャガイモ餅の応用としてカボチャ餅を作ってみました。
惣菜系おやつであるジャガイモ餅でしたが、カボチャ餅はスイーツ感覚で食べることのできるのが大きな違いではないかと思います。
今回は材料の中に入ってはいませんが、「生クリーム」を一緒に練り込んでより滑らかにしてもおいしいのではないかと思っています。(ただし、生地が緩くなってしまいますので注意が必要です。)
これからハロウィンにちなんだおやつの候補をいくつか作っていく予定ではありますが、保育園で作るおやつですので、
- 短時間で作ることができるもの
- 一度に大量に作ることができるもの
- 卵不使用であるもの(アレルギーに配慮)
- チョコレート(ココア含む)や生クリームを使用しないもの(施設長の意向)
という制限もあります。
この先約1か月の間に、これらの条件を満たした「カボチャを使ったおやつ」を考えていきたいと思います。
何か良さそうなレシピがありましたら、またこちらのブログでご紹介させていただきますね。