卒園式前日の給食は、「年長児さんありがとう献立」でした。
開演からまだ丸3年の保育園ですが、開園当初から在園していてくれた子たちが小学校へ旅立つ前に特別給食を作りました。
年長児さんありがとう献立
お品書き
- ツナピラフ
- 鶏のチーズ焼き
- 付け合わせ(ブロッコリー・人参)
- トマトのスープ
- クッキー
年長児クラスの子がお礼を言いに来てくれる
「今までおいしい給食をありがとう。」
「もっとここ(保育園)にいたいな。」
「今日の給食もおいしかったよ。」
などなど子どもたちは思い思いに口にしていました。
中で一人、「前の保育園の頃からありがとう。」と言ってくれた子もいました。
前の保育園とは?
私は、「異動」で現在勤務している保育園で働くことになりました。その前に働いていた園は、小規模園であり、その小規模園の時に在園していた子が
「前の園の頃からありがとう。」
と言ってくれた子なのです。ちょうど私の異動時期と、この子の転園時期が一緒だったため、この子の保育園時代の給食はすべて私が作っていたようなものなのです。
0歳児からいた子なので、約6年間一緒に保育園で過ごしたことになります。
開園3年の園で6年間共にした子がすでにいる…なんだか不思議な感覚ですね。
ひとりひとりとハイタッチ
せっかくなので、子ども一人一人とハイタッチすることに。
本当はハグしたかったところですが、やっぱりコロナのことを考えるとハイタッチが精一杯かなと泣く泣く判断しました(´;ω;`)
(本当はハイタッチもだめかもしれませんが、最後くらいは大目に見てもらうことにしました。)
- 優しくタッチしてくれる子
- 照れながらタッチする子
- 力強いタッチをしてくる子
- 何回もタッチに来てくれる子
などその子その子の性格が出るタッチをもらいました。
昨年度の卒園児と今年度の卒園児の違い
昨年、令和元年度に卒園した子もいました。
しかし、まだコロナ騒動が大きくなる前だったこともあって常に交流ができていた学年でもありました。
給食も定期的に一緒に食べていたし、食育活動も遠慮なく行うことができていました。
ところが今年度の卒園児とは、思うように交流ができなかったのです。
給食もコロナに配慮して別で食べることになってしまいましたし、食育活動も制限がある中でしか行うことができませんでした。
しかし、一緒にいた時間は今年度の卒園児の方が1年長いのです。(3年前に開園した新園であるためです。)
1年長く接してきたのにコロナの影響から、最後の1年が残念な1年になってしまったような気がしてなりません。
さいごに
今年度卒園する子たちとさいごにハイタッチができてよかったなと思います。
4月からは小学生になりますが、この先大きくなっても
- この味懐かしい
- 保育園のころ食べたことがある
- 保育園の給食また食べたいな~
など、思うことがあれば私たちの仕事の意味があるものだと思っています(#^^#)