今年度、勤務先の保育園の年中クラスではお米を作っていました。
秋に収穫を済ませ、しっかり乾燥させた後に脱穀作業をして「玄米」となった状態で給食室に持ってきてくれました。
量はわずかに一握り。0.1合くらいしかありませんでした。
しかし、せっかく作ったお米です。子どもたちはみんな食べたい気持ちでいっぱいですので、ご飯を炊くときに年中クラスの炊飯器には白米とともに一握りの玄米も一緒に入れて炊きました。
炊きあがったご飯は、よ~く目を凝らしてみるとわかる程度には玄米はありました。茶碗によそうと子ども一人につき5~6 粒は行きわたる仕上がりとなりました。(写真を撮り忘れたことが残念です💦)
子どもたちの反応
- いつものご飯よりちょっとだけ玄米の方が硬かった
- いつもよりおいしいご飯だった
- 玄米は色が違うからすぐに分かった
など、「おいしく」玄米を食べていました。
子どもたちがお礼を言いに来てくれた
玄米を炊いたことに対してのお礼を子どもたちが給食室まで伝えに来てくれました。
「ご飯を炊いてくれてありがとう。」
「おいしかったよ。」
「私、玄米がどれかわかったよ。」
と思い思いの気持ちを伝えてくれたことがうれしく思いました。
「おうちに帰ったら、お母さんにも教えてあげるの。」
と言う子もいました。
さいごに
昨年の初夏頃にはバケツやペットボトルなどいくつか使用して始まったお米作りでした。たくさんの稲穂があったように見えたのでしたが、出来上がったのは予想よりも少ない量でしたのでお米を育てる難しさ、お米農家さんの大変さを感じることができました。
今回、お米作りにチャレンジしたのは2021年4月から年長になって保育園で一番大きなお兄さんお姉さんになる子たちです。
次年度はどのようなことにチャレンジするのかわかりませんが、失敗も成功も良い経験となります。たくさんのことに挑戦してたくさんの経験をしていってほしいなと思います。