平日保育と土曜保育
保育園は、平日と土曜日(園によっては平日より短時間)に園児を預かっています。
平日に関しては各家庭に応じた保育時間内での受け入れを行っており、園児自身の病気や家庭内での用事がない限り、どの家庭も日中の預かりを行っています。
しかし、土曜日は原則お休みとなっており、「就労等で家庭内に保育できる保護者が1人もいない場合に限っては」園での保育を行います。
しかし、父母のどちらか、あるいは祖父母が自宅にいる場合には「原則保育園はお休みしていただく」ことになっています。
原則お休みということもあるので、土曜日に登園を希望する場合には事前に申請が必要となります。(園によって専用の用紙があったり、園長先生に口頭で伝える園もあります。)
園児数
ということで原則お休みであるため、登園する園児の数は平日と比べかなり少なくなります。
私が勤務している地区の保育園はいずれも、土曜日に利用する園児数は全園児数の8~15%くらいの数です。(ただし地域差はあると思います。)
土曜保育はクラス混合保育
預かり人数が少ない土曜日の保育は、異年齢混合保育となる場合が多いです。
多くは、幼児クラスと乳児クラスの2クラスに分かれての保育となります。
活動
平日は保育計画に基づいて年齢に応じた活動を行います。
土曜日は、保育士も園児も人数が少ないですので、平日のような活発な活動はあまり行われません。
それでも、園庭で体をしっかり動かしたり、たくさん遊んだりします。夏の時期ですと水遊びも行っています。
乳児クラスはお昼寝があり、幼児クラスも土曜日に関してはお昼寝がある保育園もあります。
土曜日の給食
認可保育園では原則給食の提供をしなくてはなりません。もちろん土曜日も対象となります。
献立
土曜日は給食喫食数も少ないので、調理員はひとり出勤の場合もあります。(人数が多いときは2人以上の場合もある)
ひとりで調理をするために、あまり手の込んだものを作ることは難しいです。
平日の給食と比べると軽食に近い簡単献立であることが多いです。
- カレー
- 麺類
- 丼もの
- ピラフ
などになります。
おやつも市販品での提供となります。
土曜日の調理員
正社員の栄養士も、パートの調理員も交代で出勤します。私も土曜日は月1~2回程度1日4時間の出勤をしています。
勤務時間内には給食・おやつの準備提供、片付け、掃除、合間に日報作成やお便り作成なども行います。
ひとりで調理をしなくてはいけないプレッシャーはありますが、私はこれまでに小規模保育園での経験もありますので慣れてはいます。
ひとりでの調理に慣れていない調理員ですと、ちょっと緊張してしまうかもしれませんね。
さいごに
今回は土曜保育と土曜給食について書いていきました。
土曜日は平日より預かりの園児の人数が少ないので、保育士も調理員も交代で休みを取っています。園内も静かですので、いつもよりゆったりした雰囲気の保育園でもありますので、私は土曜日の勤務は嫌いではありませんけどね(#^^#)