半年ほど前に使い捨て手袋の値段が上がっているという記事を書きました。
衛生面において手袋は重要な役割をしています。
コロナ第1波後に来た突然の値上がり
以前、「手袋値上がり」に関する記事を書いたときはコロナ第1波が落ち着いてきたころでした。
多くの食品を扱う小売店でも「青い」使い捨て手袋を使われるようになり、レジとお客の間には透明のビニールやアクリル板で仕切られるようにもなりました。
このころはそれまで手袋を使用していなかった職種の人たちが使い始めたことによって需要と供給のバランスが一時的に乱れたのかなと思ったのでしたが、その後も使い捨て手袋値段は元に戻ることなく上がり続けていきました。
時には「青」の手袋が入手できなかった時期もありました。
小売店では透明や白い使い捨て手袋を使うようになる
小売店のレジを打っている人は青い手袋を使用しなくなっていきました。おそらく、「青い」手袋はベーカリーや総菜部門優先に使用するため、レジの人は透明や白いものに変わっていたのだと思います。
このころ、私たちの職場では青の手袋に関して入荷できないことはありませんでした。
ただ、値段は小刻みに上がっていました。
手袋の値段が倍以上になる
小売店ではビニールで簡単に作ってあった仕切りも、アクリル板でしっかりと仕切られるようになった店が増えてきました。
はじめ440円で仕入れていた手袋の箱が950円にまで上がりました。
しかし、まだ青の手袋の入手が可能であり、高いこともあって無駄遣いはしないように 使用していました。
青の使い捨て手袋が入手できなくなりました
そして先日、ついに青の使い捨て手袋が入手不可能となってしまいました。
代わりに半透明の白の手袋が納品されるようになりましたが、食品を扱うにはゴム臭く、厚さも従来の半分ほどとなってしまいましたので簡単に破れてしまいます。
そんな品でも100枚入りで1200円です…。
それでも衛生的な食事の提供をするためには手袋は欠かせないので、気になるゴム臭についてはしっかり洗ってから使用することにしています。
さいごに
最近近所の小売店では、洗うことのできる手袋を使用する店員さんが増え始めました。小売店でも使い捨て手袋高騰による対策をし始めている印象です。
おそらく青い手袋は、医療現場最優先で納品されているものと推測されますが、本当に必要な人のもとに届いているのであれば私たち食品を取り扱う者は、細心の注意(手袋の破片などの異物混入)に気を付けつつ調理業務を行っていくしかありません。
そして一番はコロナの収束ですね。私はこれからも感染対策を徹底して人と自分を守る行動をしていきたいと思っています。