先日のクリスマスイブでは保育園も「クリスマスメニュー」での提供をしました。
2021年クリスマスメニュー(給食)
今回は忙しくて撮影の時間がとることができず、サンプルケースに入ってからの撮影となってしまったため、少し見た目が悪い写真となっています💦
【クリスマス献立】
- ツナピラフ
- バーベキューチキン
- インディアンサラダ
- コーンスープ
ツナピラフは昨年と同じですが、チキンの味付けは昨年チーズだったものを、バーベキュー味に変更しました。
バーベキューチキンの調味料(約5人分)
- ケチャップ 20g
- ソース 20g
- しょうゆ 10g
- おろししょうが 2g
- おろしニンニク 2g
食べやすいサイズに切った鶏もも肉に、上記の合わせ調味料を絡めて少し漬け込み、250℃のオーブンで10~15分焼き色がつくくらいに焼くことで簡単にバーベキューチキンが出来上がります。
インディアンサラダのドレッシング(5~6人分)
- 酢 12g
- サラダ油 6g
- 塩 0.5g
- 砂糖 6g
- カレー粉 少々
フレンチドレッシングにカレー風味を加えることで、さっぱりした中にパンチの効いた不思議な味のドレッシングが出来上がります。
保育園では、キャベツ・人参・ちくわ・きゅうりを使ったサラダにしました。
ツナが入ってもおいしいですよ。
2021年クリスマスおやつ
今回は、今まであまりおこなってこなかった「揚げドーナツ」にチャレンジしました。
【材料 約4人分】
- ホットケーキミックス 75g
- 砂糖 15g
- 白玉粉 15g
- 絹ごし豆腐 50~60g
- スキムミルク 10g
- お茶殻(粉) 5g
揚げ油 適量
味量は混ぜて、手でリング状に形を作ってから揚げ油で揚げます。
数がそろうと迫力(?)ありますね。今回は、いちごとみかんも一緒に添えました。
お茶殻粉の作り方
今回のドーナツ生地に入れ込んだお茶殻粉は手作りです。
当保育園では、地元のお茶屋さんからたくさんの緑茶を頂いたので、職員も園児も毎日緑茶を飲んでいます。
ただ、大量に出てしまう「お茶殻」がもったいなく感じていて、今回のおやつで少し使用することになりました。
- おいしく飲んだ後のお茶殻を耐熱皿に広げてのせて、700wのレンジで7分加熱します。
- 1がカラカラに乾いたら、フードプロセッサーにかけて細かく砕きます。
- 2をさらにふるいにかけ、細かなお茶殻のみを使用します。
保育園では、小さな子も食べますので、口当たりが悪くならないようにふるいにかけた細かい部分のみの使用にしました。
(大人が食べるのであれば、ふるいにまでかける必要はないかもしれませんね。)
子どもたちの反応
これまで焼きドーナツは提供してきましたが、
- 揚げ物は資質が上がりやすく、乳幼児にはあまり食べさせたくない
- 単純にそこまでの設備がない(フライヤーはありません。)
- 卵不使用で作ることのできるドーナツが限られている(アレルギーに配慮)
などの理由から「揚げドーナツ」は避けてきましたが、
「年に1~2回くらいなら子どもも喜ぶしいいよね…。」
ということで、勤務先の保育園では揚げドーナツを初めて出すことにしたのです。(ただし0歳児の子は焼きドーナツで対応しました。)
- どのクラスの子も「ドーナツおいしい♪」ととても喜んで食べてくれました。
- ドーナツの穴をのぞき込む子がいるかな?なんて期待を持っていたのですが、みんな「食べる」方へ気が向いていたのか、即ほおばっていたのが印象的でした。
- 緑茶嫌いな4歳児の子も、「これは、ドーナツがおいしいからおいしい!!」といってぺろりと完食してくれていました。(緑茶入りと聞いてひるむこともありませんでした 笑)
- 「おいしいドーナツありがとう。」と感謝もされました(#^^#)
つくづくドーナツの嫌いの子どもがいないことを実感したのでした。
さいごに
手作業で大量に作ることが求められる保育園の給食やおやつでは、「行事食」となると
- 献立構成
- 行事食の取り入れ方
- 作業手順を含めた計画(時間内に提供可能か)
- 材料費との兼ね合い
- 栄養価
などなど、様々な掛け合いもある中で「子どもに喜んでもらえる給食」の提供を第一に考えます。
今回のドーナツ案は私から提案したものでした。クリスマスリースをイメージしたおやつをということで栄養士・園長と相談の結果、おやつとして採用してもらえました。
作業手順につきましては「揚げ物」ということで少し不安があったものの、給食職員総出で連携した結果、時間内に作業を終えることができ、私の想像通りの出来上がりとなりました(満足!!)
以上、2021年のクリスマス給食でした。