お題「#買って良かった2020 」
我が家には2人の子どもがいるのですが、今回は小学2年生の下の子がしばらく前からハマっている「知育菓子」について書いていきたいと思います。
知育菓子とは
(写真のものは商品は今わが家にあるものを撮影しました。)
子ども自らが、こねる・混ぜる・形成するなどの作業を経て作り上げるお菓子(のキッド)のことです。多くのメーカーから販売されていますが、昔からあるものですと「ねるねるねるね」が有名ですね。
準備する材料は水のみであることが多いため(一部商品はレンジや冷凍庫なども使用します)、小さな子どもからお菓子作りに挑戦できることが魅力の一つです。もちろん、大人でもハマっている人は少なくなく、各メディアでも取り上げられています。
1セット150円から300円位の価格帯で販売されていますが、100円ショップでも見かけるようになりました。
小学2年生男児が「知育菓子」にハマって受けた良い影響
私は職業柄、食育に関係することでしたらわりと寛容な方ですので、少々お高く感じる知育菓子でも子どもが望むのであればすぐに買い与えてしまいます。
そんな日々を送っているうちに、知育菓子には子どもにとって良い影響があることも実感することになったのです。
文字を読んで理解する
(写真付きで分かりやすく書かれた作り方ですが、文字を読まないと理解できないこともあります。)
文字を読んで書かれていることを理解するということは、実は我が子が苦手とする分野のことです。
ですが、作り方を読まないことには上手に作ることのできないのが知育菓子。
知育菓子を作っているときには私はあえて口出ししないようにしています。それでも、子どもは自分なりに作り方を読んで、自分なりに理解して私に頼ることなくゆっくり自分のペースで作っています。(困って頼ってきたら助言やお手伝いはします。)
子ども自身で考えながら作るのでたまに失敗してしまうこともありますが(笑)、どの工程で何を失敗してしまったのかを確認する姿も見られるため、文字を読んで理解する力は確実についていると思います。
五感で感じる
(真剣にこねています 笑)
- 作っている最中の香り
- こねているときの感触
- 見た目の色
- 出来上がったお菓子を食べたときの味
- 時々セット内容に含まれている手作りサイダーのシュワシュワ音など
お菓子を作りながら様々なことを感じることができます。
自分で考え、問題解決しようとする
使用するものの準備からもちろん自身で行いますが、「小袋を開けるときに中身の粉が飛び散らないようにするにはどのように空ければよいか」などの小さな問題点も自分なりに考えるようになりました。
(お菓子作りの場は戦場になりがちですが、ゴミが散らからないように工夫もしているようです)
途中でレンジを使用するお菓子に関しても
- 自分でやって良いのか
- お母さんに許可をとるべきなのか
をしっかり考えて、私のもとに「レンジを使いたい」ことを伝えに来てくれます。
これは、自分でして良いことダメなことを判断することにつながっています。
達成感を感じる
準備から食べるまでがすべて自分での作業となるため、出来上がった達成感・自分で作ったものを食べる喜びを感じることができます。
上が子どもの作った実際のお菓子、下が見本の写真です。子どもが作ると味が出ますね(笑)
自分作ることができた大きな達成感から「人に食べさせてあげたい」という気持ちも沸いてくるようで毎回、
ママも食べてごらん、おいしいよ。
と勧められています(笑)
もちろん遊んだ後の片付けもしっかりしてくれています。
さいごに
もともと家事のお手伝いが好きな子でしたが、子どもが「知育菓子」にハマりだしたのはこの2020年でした。
それまでは上の姉が作っているところを見ておすそ分けをもらっている感じでしたが、自分でも作ることができると知ってから積極的に
何か作って食べるおやつないかな~?
とおやつの棚を漁っている(笑)姿も見られるようになりました。
はじめは混ぜるだけでできる「ねるねる」からスタートし、今ではちょっと複雑な作業をするお菓子作りも不格好ながらも頑張って作り上げるまでになりました。
「自分一人でできる」ということも彼の自信につながったのだと感じた2020年、我が家では「買って良かった2020」です。
さいごに、下の子君のお手製リースとクリスマスツリーと共に1枚!!