猛暑が騒がれた一昨年、7月ごろまでひんやりとした気候だった昨年と打って変わって、今年はコロナパニック、集中豪雨、日照不足からなる野菜不足が懸念されています。
実際にすでに野菜が高騰しており、庶民の味方である3大ストック野菜(と私は呼んでいる)である、玉ねぎ・じゃがいも・人参も通常の3倍ほどの値段になっているのですΣ(・□・;)
猛暑にしても、冷夏にしても、日照不足にしても影響を受けやすいのは、日ごろ皆さんが食べている『野菜』なのです。
今回は、もし野菜が高騰してしまったらどのようにして乗り切るかを書きたいと思います。
根野菜・キノコ類の活用
天候の乱れがあっても、比較的値段が安定する種類の野菜です。
葉物野菜はどうしても天候に左右されやすく、すぐに値段に影響してくるのです。
根野菜の良いところは、値段の安定だけではなく、日持ちも長いことです。
キノコ類も冷凍保存ができるので、ぜひ活用することをお勧めします。
今年に関しては、頼みの根野菜でさえ値上がりしているので、ちょっと困ってしまいますね。
冷凍野菜の活用
普段は少し割高感さえ感じる冷凍野菜ですが、生野菜の値段が上がったからといってこちらも値上がりすることはほとんどないのです。価格は安定しています。
と、いうことは…野菜の値上がり具合やその期間にもよりますが、冷凍野菜を購入したほうが安上がりの場合もあります。そのうえ、長期保存もできちゃいます。
小分けに使用することもできるので、ちょっとした色味に使用したり、パパっと1品作りたいときにも便利です。
つい先日の記事で、「冷凍ポテトの活用法の記事」も書きました。
工夫次第で、ちゃんとした主菜になりますよ。
見切り品野菜の活用
スーパーの一角に専用のコーナーが設置されていると思います。
見切り品コーナーまたはおつとめ品コーナー
その日のうちに食べる分くらいであるなら、こういった品を狙うのもアリです。
ただ、数日分のまとめ買いはできないため、こまめに足を運ぶ必要はあります。
それでも、野菜の高騰に堪えるには有効な手段ですね。
無人販売などの活用
地域差はありますが、農家さんのご自宅前などに、無人販売機が設置されているところもあります。
市場に出荷するには、大きさや形などが規格から外れてしまっている野菜がそこにはあります。
しかもかなりのお値打ち品なのです。
私の家の近所にはこうした販売機がいくつかあり、場所(生産者)によって販売されているものも違います。
自分で育てる
苦肉の策です(笑)
自宅で必要分を育てるということです。
そもそも、素人だし異常気象だし…できちんと育つかどうかは心配ですが、簡単な野菜であれば育てることは可能です。
薬味にも大活躍な「ネギ」
夏野菜の「トマト」「きゅうり」「なす」
などは、成長も早く、プランターでも育てやすい野菜です。
お子さんがいるご家庭にも食育の観点からもおすすめです。
まとめ
この先、気候がどのようになっていくかはなかなか予想ができません。(気象予報士ですら予測がしづらいようです。)
できることなら、おいしい野菜を毎日食べ続けたいのですが、万一に備え心の準備をしておくこともいざという時に慌てず対応できると思います。
もちろん、高くても『食べたい野菜、必要な野菜』もありますので、上記とうまく組み合わせることをお勧めします。