小売店では軒並み「ホットケーキミックス粉」が品切れになっています。自宅でお菓子作りをされている方が増えてきている影響であると思われます。
今回は、「簡単なお菓子作りをしたいけど、ホットケーキミックスがないんだよね~」という方のために、小麦粉で作ることのできる簡単な型抜きクッキーの作り方を書きたいと思います。
素朴な薄焼きクッキー(約10~15枚)
材料
- 薄力粉 100g
- 卵黄 1個
- マーガリン 35g
- 砂糖 35g
作り方
①室温に戻したマーガリンに砂糖を加え、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜる。
②①に卵黄を入れ、さらに混ぜる。
③②に薄力粉を2~3回に分けて入れ、ひとまとまりになるまで混ぜ合わせる。
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④③めん棒を使って5mm程の厚さで平らに伸ばし、好きな抜型で生地を抜く。‥‥のですが、今回は端午の節句が近いので、こいのぼり型にカットしてみました。
生地を長方形に切って、しっぽとなる部分に三角に切れ目を入れました。切り取った生地はもったいないので胸ヒレにしちゃいます。
(この辺りで、オーブンを180℃で予熱を始めてください。)
⑤自宅にあるものなら何でも良いのですが、今回は絞り袋の口金を使って…
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こいのぼりの顔とうろこを付けてみました。
⑥180℃に予熱したオーブンで10~15分焼く。
⑦うっすら焼き色がついたら完成です。
かっこいい(?)こいのぼりを作るには、工程④で長めの長方形に切ることです。正方形に近い長方形に切ってしまうと、上の写真の一番小さなこいのぼりのような仕上がりになってしまいます。(これはこれでかわいさはありますけどね…)
ビスケットのようなザクザククッキー (約20~25枚分)
用意するもの
- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 8g
- 全卵 1個
- マーガリン 40g
- 砂糖 90g
作り方
①室温に戻したマーガリンに砂糖を加え、白っぽくなるまで混ぜる。
②卵を入れ、さらに混ぜる。
③薄力粉+ベーキングパウダーを2~3回に分けていれ、ひとまとまりになるまで混ぜる。
ラップをふんわりかけて、生地を20分ほど休ませる。(生地を休ませ終わるころに、オーブンを180℃で予熱します)
④生地を伸ばし、好きな型にぬいて180℃のオーブンで15~20分焼く。
⑤出来上がりです。
こちらのクッキーは卵白とベーキングパウダーが入っているため、縦に膨らみます。焼く前の生地より、ボリューミーな仕上がりになります。
さいごに
今回紹介しましたクッキー生地は、「型抜きクッキー」が作りやすい配合になっています。手にべたつかず、生地自体もダレることがないので子どもでも扱いやすいです。
大きな違いは全卵を使うか卵黄のみで作るのかというところですが、私個人の意見では卵黄だけを使用した「素朴なクッキー」が好みです(*^_^*)
まだまだこの先、自宅で過ごされる方が多いと思います。ホットケーキミックスがなくても親子で作ることのできるクッキーですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。