以前の記事で、給食業界でマスクが入手しづらくなっている話を書きました。
今回はあれから約半月、どうなったかを書きたいと思います。
世間ではやっぱり…
まだまだマスクの購入は難しいですね。買占めからの転売問題が起きたことから、ついには日本政府がマスクの買取にまで乗り出し、マスクを取り巻く環境はこれまでにない異常なものとなっています。
私個人的には、「医療従事者」を最優先に使い捨てマスクを使用できるようにしてあげてほしいと感じます。
自宅内では
通常の家庭で過ごす皆さんは「手作り布マスク」「ガーゼマスク」「使い捨てマスクの有効利用」で乗り切ってもらいたいですね。
あと、不要不急な外出を避けることもマスク節約に一役買います。
自宅内でコロナウイルス対策のためにマスクをする人は、さすがに少ないと思います。我が家の子どもたちも、学校休業に伴い自宅待機をしているので、ここ最近ではマスクを使用することはありません。ですので、なんだかんだ言っても、自宅内で使用するマスクの量は知れているのだなと感じます。
では、給食の現場で使用するマスクの入荷は…
食品衛生に関係する仕事をしている身とて気になる「マスク問題」。ついに、その時 を想定しなければならなくなってしまいました。
納入業者の話
- 2月後半から、新規の方からのマスクについての問い合わせが多く、既存の顧客が困らないように断っては来たのですが、 入荷数も少なく在庫が間に合わなくなってしまいそう。
- 今月の発注数の確保をする事も難しく、各事業所の方に行き渡るように発注数の半量でしか対応ができなくなってしまった。
- 急な発注数の増加の事業所にはこれまで通りの発注数の半分で対応している。
- もしかしたら、次月は納品が難しくなるかもしれない。
給食業界で使い捨てマスクが使用できなくなったら…
衛生的には、マスク着用は絶対なのですが、どうにもならなければ、各個人で手作りマスクを持ってこよう!!という話にもなりました。
給食調理員は、白衣やエプロン、三角巾や帽子などを使用しますが、これらはどれも使い捨てではありません。使ったら洗濯をしてまた使います。ですので、マスクもそうであってよいのではないか!!という結論に至りました。
今は便利な世の中ですので、ネットで調べると様々な情報が手に入ります。
マスクの縫い方、キッチンペーパーでの代用法(今品薄ですけど)、そして縫わずに作るマスクも紹介されています。(検索すると出てきますので、ここでは割愛させていただきます。)
縫わずにできるマスクは、当然洗濯もしやすいので、衛生的に保つにはとっても良いマスクです。ぜひぜひ参考にさせていただきたいと思っています。
さいごに
給食業界にマスクが来なくなるXデーは近い将来来るであろうと思います。その時に慌てないように私たちも対策を練っています。
慌てず、落ち着いて、いつも通り『安心で安全な給食の提供』ができるようにしていきたいと感じるのです。