Web
Analytics

保育園調理師の「食」ブログ

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。「食」にまつわることの多くを書き綴っていきます。

【希少トウモロコシ】甘々娘を知っていますか?

甘々娘(かんかんむすめ)を知っていますか?

 

静岡県森町で多く生産されているトウモロコシです。

栽培の難しさから、希少で幻のトウモロコシとも言われています。

みずみずしさと甘さが特徴でメディアでもよく取り上げられるもので、主に6~7月頃に購入できます。

 

私は、名前は知っていましたし、森町で作られていることも知っていました…が、食べたことはありませんでした。

 

今はネット販売もされているようですが、現地の販売所では朝の6時からお客さんが列になって本数制限までかけての販売をしているようです。

 

そんな、幻ともいえるトウモロコシなのですが、昨年我が家にやってきました。友人からのおすそ分けです!!

朝採れたてのトウモロコシです。切り口からは水が滴るくらいにみずみずしいです。

 このトウモロコシ、なんと新鮮なうちは生でも食べられちゃいます。

 

 

甘々娘 生食に挑戦

 皮をむくと…。

 つやっつやのトウモロコシの実が出てきました。光沢がすごいです。

ちなみに、実の黄色と白の割合は約3:1だそうです。

 

2本いただいたトウモロコシ。とりあえず今日は1本を3人でたべようと、包丁で切ろうとしました。

しかし、水分量が多く、包丁を入れたところから水分がが飛び出てきました。

 水分も糖度が高い(糖度18~20度だそうです)ためか、すぐに手がべたついてしまいました。

 

いざ実食!!

生なのに、蒸したような甘味と粒をかんだ時に出る水分の多さが何ともいえませんでした。

 

下の子君は食後だったにも関わず、あっという間に完食でした。

上の子ちゃんも豪快に食べていました。

子どもたちも気に入ったようです。

 

ただ、やっぱり生というだけあって、

植物っぽさと、生特有の風味(?)ちょっと表現が難しいですが、青臭さようなものは感じました。

それでも甘さは半端ない!充分おいしいです。

 

 

 翌日茹でて食べる!

残しておいた1本を茹でて食べることにしました。

こちらは間違いなくおいしいです。

 

生でトウモロコシを食べることはあまりなじみのないことでもあるので、やっぱり通常の食べ方が一番ほっとします(笑)

 

甘々娘を「生と茹で」で食べ比べた結果

我が家では満場一致で「茹でたほうがよりおいしい」という結果となりました。

 

生食でも充分においしいのですが、茹でることでさらに甘みが増し、青臭さもなくすことができるので、茹でトウモロコシに軍配が上がりました。

 

とは言っても、生食できるトウモロコシは非常に珍しいものですから、甘々娘を入手することができましたらまずは生食で食べてみることをお勧めします。

 

姉弟品として「森の甘太郎」もあります

こちらはまだ食べたことはありませんが、「甘々娘」同様高い糖度を誇るトウモロコシです。ただ、収穫期に少し違いがあり、6月下旬ごろから夏に向けて収穫されます。

甘々娘と収穫時期がずれているため、おいしいトウモロコシが長い期間楽しめるようになっています。

 

最後に

季節外れの投稿になってしまいましたが、このトウモロコシは非常に手に入れにくいため、前もって買いに行く準備をされている方も多いのです。運よく手に入れることができましたら、ぜひ一度は生で食べてみてください。(生食は、その日に採れたものに限ります。)トウモロコシの甘みが堪能できますよ。