今年は1年のうちにいくつかの野菜を育ててみました。基本植物を育てることが苦手な私ですが、「食べる」ためならがんばれることに気が付くきっかけにもなりました(笑)
「家庭菜園超初心者」の私でも見事収穫までたどり着くことのできた、「ミニにんじん後編」です。
前編はこちら↓
- 変化に乏しいミニにんじん(11月2日)
- ミニにんじん1等地に引っ越し (11月9日)
- ミニにんじん更に大きくなる(11月17日)
- ミニにんじんの土の中をのぞく(11月21日)
- ミニにんじんを1本だけ収穫しました(11月29日)
- ミニにんじん2回目の収穫(12月6日)
- さいごに
変化に乏しいミニにんじん(11月2日)
本葉が出てきてから変化に乏しいミニにんじん。枯れてはいませんが、大きくなっているのかは怪しいです。私は以前に一度にんじんの栽培に失敗しているので、この時すごく心配していました。
この時植えてから、すでに2ヶ月ほどが経過していました。(種まき9月6日)
一応、収穫までの目安が90日くらいです。予定ではあと1か月くらいです・・・。
ミニにんじん1等地に引っ越し (11月9日)
相変わらず葉っぱです(笑)当たり前ですけどね(*^_^*)
変わったことといえば、少し日当たりの良いところに移動したことくらいでしょうか…(笑)
1本1本をなんとなく見て触ってみると、根が強そうなものとそうでもないものがなんとなくわかります。(素人なので判断が正しいかは怪しいです💦)
その中で私が強そうと思っている苗は↓この2つです。
このにんじんは葉も大きく、まっすっぐにしゃっきりとしています。苗自体もしっかり根付いているのか、揺らしてみてもどっしりとした安定感があります。
↑こちらは次々に葉っぱが出てきており、苗の安定感もあります。
ミニにんじん更に大きくなる(11月17日)
急に大きくなったような気がするミニにんじん。葉から根元にかけてもずいぶんしっかりしました。葉を支える茎(?)の部分もどっしりし、とってもいい感じです♪
にんじんの葉っぱの量が劇的に増えました。
夏に勤務先の保育園で育てていたときもそうでしたが、ミニにんじんはある時を境に急激に成長します。一気に大きくなる時期があるようなのです。我が家のにんじんもついにこの時期を迎えたようです!!
ミニにんじんの土の中をのぞく(11月21日)
こちらもまあ、順調です。
ところが生長を一番見たい肝心な部分が土の中なので、どうなっているのか判断できないのです。
以前一度、すこ~しだけ土を掘ってみて様子をうかがったのですが、いまいちよくわからなく、がっかりしたことがありました。
そしてこの日待ちきれず、もう一度1cmほど土を掘って中の様子を見てしまいました‥‥。
お!!!オレンジ色になって、にんじん らしくなってる~~~~♬
ですが、まだまだ細そうなので、この後は元に戻しました…。
ミニにんじんを1本だけ収穫しました(11月29日)
待てど暮らせど、にんじんの肩が出てこない‥‥。ですが、葉の付け根辺りはかなりどっしりした太さになりました。待てない私は、一番生育のよさそうな1本を収穫することにしたのです。
期待を込めて傷つけないように(笑)慎重に抜きました。
↓抜けました。
形も色もまさしくにんじん!!
…だけど、いくらミニにんじんとは言え小さい(´;ω;`)やはり早かったか💦
ですが、抜いてしまった以上植えなおすわけにもいかないので、やはり食べることに!
しかし小さいので、調理はできません。4等分に切って野菜スティックとして食べることにしました。
ミニにんじんを食す!!
収穫した野菜たちで何を作ろうと考えたいところですが、調理をするほどの量はないため、今回もシンプルな食べ方をすることにしました。この日一緒に収穫した二十日大根と一緒に食べることに…。
結局、縦4等分に切ったにんじんスティックと、スライスした二十日大根をそのものの味で楽しみました。
上の子ちゃんはミニにんじんをお気に召したようで、「小さいけどおいしい」と言って食べてくれました。小さいけれど、味がしっかりしていて青臭さもなく甘みがありました。
二十日大根は、色の違いで味の違いはあるのかなと期待したのですが‥‥正直わかりませんでした(´;ω;`)でも、生食でも充分おいしかったです。食感も良い!!
葉っぱも食べます
セリ科のにんじんの葉は少し癖があるため、あえて甘めの味付けにしてみました。
作り方
①フライパンを熱し、刻んだ葉を入れる。
②砂糖:しょうゆ 3:1くらいで入れ、ごまを振って出来上がり。
しょうゆはほんの少しで大丈夫です。入れすぎるとしょっぱくなります。
にんじんの葉がいいアクセントになってとてもおいしいです。
白いご飯にのせて食べるとうまい!!
ミニにんじん2回目の収穫(12月6日)
種を植えてから約3か月たったこの日、ついにミニにんじんの収穫を行いました。
大小合わせて16本です。
きれいに育っているものもありますが、やはりまだ収穫には早かったのか、全体的に小さいです。(大きいもので6cm程度でした)
ミニにんじんはこの日の晩御飯にマヨネーズを添えてそのまま出してみました。
我が子の反応
小学6年生の上の子ちゃんは「馬になった気分だな」といいながらもボリボリ食べていてお気に召した様子。小学1年生の下の子くんは一口かじるものの、生のにんじんはどうも苦手だったようで、その後は口にすることはありませんでした(´;ω;`)
ミニにんじんの味
にんじん独特の味わいがあるものの、クセはそれほど強くなく、ほのかな甘みがあり、何もつけなくても丸かじりして食べることができます。にんじんが少し苦手な人でも、マヨネーズをつけることでくささを感じることなく生のままでもにんじんを食べることができるのではないでしょうか?
この日残ったにんじんは後日、ポトフにしたのですが、火を通すとふにゃふにゃになってしまい、食感が非常に悪くなってしまいます。
これだけは言えます!!
ミニにんじんは、生食が一番おいしいです!!
さいごに
以上が、我が家のベランダで栽培したミニにんじんの種植えから、収穫・食されるまでのすべてとなります。
家庭菜園超初心者の私がわからないなりにも結構適当に育てていたにもかかわらず、ちゃんと食べることのできるくらいまでミニにんじんを大きく(?)育てることができました。
ミニにんじんは、集合住宅に住んでいて自宅に畑や庭など家庭菜園に適した場所がない家庭でも、プランターと土があれば気軽に育てることのできる野菜です。
ベランダの片隅に置いても邪魔にならないサイズ感が◎です。
ただ、生長過程が全て葉っぱですので、見ていて飽きが来る可能性もあります…
これにはひたすら耐えてください(笑)