私が勤めている保育園では、調理に携わっている職員も保育室で子どもたちと給食を食べます。ですが、私たちは子どもたちと保育士さんの給食を配膳した後、調理器具をある程度片づけてから給食を食べるので、子どもたちが「いただきます」をしてから15分後くらいに合流します。私たちが食べるために座っている時間はおおむね10~15分くらいなのですが、その間に食べながら子どもたちの話し相手にもなるのです。
とある日、給食を食べるためにいつものように少し遅れて年少クラスに行きました。年少クラスはとてもおしゃべりな子が多く、四方八方からほぼ同時に話しかけてきてくれます(笑)内容は他愛のないことばかりなのですが、一人ひとりの会話にきちんと耳を傾けるようにはしています。(子どもたちは、ほぼ給食を食べ終わっています。)
ですが、私には「会話をする」以外にも「給食を食べる」こともしなくてはいけないので、会話の合間にご飯を口に押し込むのです。
おしゃべりの大好きな子どもたちが私に向かって一通り話し終わった後、
まさかの一言に・・・・
驚きました・・・
私が子どもたちより食べるのが遅いのは、スタート時間も遅いこともありますが、みんなとの会話に付き合っていたからでもあるのです・・・なのに、変に心配されてしまったのです。それでも食べながら聞き、飲み込んだら話すという技を使っていたのです。
その後、複数の子どもに
と応援をされ、変なプレッシャーを与えられることに・・・(笑)
子どもたちの優しさは感じるのですが正直、
と感じるのです・・・。
給食の時間も仕事の一環です
私の職場の保育園は、給食の時間も仕事の一環ですので(有給です)子どもたちの食べる様子を見ながら、会話しながら、食事をします。
子どもたちも給食を作ってくれる人と一緒に食べることが嬉しいようです。毎日が食育活動にもなっています。
子どもと共に食事をしない園もあるそうです
保育園ごとの方針の違いはあります。私が勤めるところのように調理員も一緒に食べる園もあれば、反対に調理員は休憩中に食べる園(無給)もあるようです。
調理員が子どもたちと一緒に食べないわけ
大きく2つの理由があります。
感染症のリスクを回避するため
単純に業務に間に合わない
給食調理員は、少人数で作業をしています。決して余裕のある人数ではないため、食べている時間ですら惜しいと感じることもあります。とにかく時間に追われているため、自分の食事は立ち食いに近い状態である場合もあります。そういった忙しい園では、調理員が保育室で一緒に食事をとることも難しくなりますね。