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保育園調理師の「食」ブログ

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。「食」にまつわることの多くを書き綴っていきます。

「おこわ」を炊飯器で作ってみました

今回はもち米を使って、「おこわ」を炊いてみました。

 

 

おやっさん家のおこわ (3~4人分)

用意するもの

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  • もち米   1.5合
  • うるち米  1合
  • しょうゆ  40g
  • 和風だし  5g

具材

  • にんじん  50g
  • ごぼう   50g
  • 焼き豚   50g
  • ちくわ   1本

写真には写っていませんが、お好みで刻みのり、ネギなどがあってもおいしいです。

 

作り方

①具材を千切りかみじん切りに切る。(お好みでどちらでも良いです。)

 

②うるち米はといで、もち米は優しく洗います。ですが、うるち米の量がたいしてないので、我が家ではもち米と一緒にして共に優しく洗います。

 

③②を炊飯釜に入れ、調味料を入れてから水を指定の目盛りに合わせて入れる。

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今回は合計2.5合なので、「おこわ」の2と3の間くらいに水量を合わせました。

 

 

④具材を入れてならし、すぐに炊飯します。

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具材が多かったので、少し水分量を足そうか悩みましたが、今回はそのまま炊くことに…。

 

⑤炊き上がりました。ネギを混ぜ込んで、刻みのりを飾ってみました。

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水加減は足さなくてよかったです。足してしまっていたら、べちゃべちゃになっていたかもしれません…。

 

おこわを炊くときのもち米の割合

うるち米を多くすると、通常の炊き込みご飯のようになってしまいます。ですが、もち米だけで炊いてしまいますと、モチモチしすぎてしまいます。

多くのレシピではうるち米1:もち米2~3です。この割合が黄金比かもしれませんね。

 

今回、我が家のおこわはうるち米1:もち米1.5でしたが、おいしく作ることができ、モチモチ感もちゃんとありました。

 

 

 

おこわと炊き込みご飯の違い

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では、おこわと炊き込みご飯の違いとは何でしょう?

先にあげたように、うるち米を使用して作るか、もち米を使用して作るかという違いもあります。

もう一つは、炊いて作るか、蒸して作るかという違いです。

現代では炊飯機で作ることもできるようになった、炊き込みご飯やおこわですが、昔はかまどで炊き上げたり、蒸しあげたりしていたのです。

中でも、蒸し上げる作業は手間のかかるものでした。晴れの日のごちそうとして時間と手間をかけて作っていたのです。

 

さいごに

「おこわ」と聞くとなんだか難しい料理のような感じがしてしまいますが、作り方は炊き込みご飯と変わりありませんので全く難しくはありません。ただ、炊きあがりまで仕上がりの味がわかりにくい料理ではありますので、入れる調味料の黄金比を知っておくことをお勧めします。(家庭の味で良いと思います。)

 

休日のお昼ごはんに簡単に作ることもできます。忙しいときにはありがたい1品になりますよ。