保育園で給食を作っています!!

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。

日本の行事食①(1月~3月)

今年も残すところあと1か月を切りました。

2019年も間もなく幕を閉じようとしています。

 

今回は、日本の行事食をまとめてみたいと思います。

知っているものがほとんどですが、食事を通して一年を振り返ることも良いかなと思います。

「日本にはこんな行事食があるんだ~。」

という感覚で読んでもらえればと思います。

3か月ごと全4回に分けて書いていきたいと思います。 

 

目次

 

1月の行事食

おせち料理(1月1日~1月7日)

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元々、季節の変わり目などをお祝いする日(節日)に神様に備える食べ物を指していたようです。現在は、正月料理のみ「おせち」と呼ばれています。

おせちには、「子孫繁栄」「五穀豊穣」「財産」「魔除け」などの意味を持つ食べ物が詰められ、一族の無病息災、家内安全の願いが込められたものとなっています。

 

お雑煮

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こちらも正月料理の代表ですね。

年神様にお供えした食べ物を煮て食べたことが始まりです。肉や野菜などさまざまな具が混ざって煮られることから「雑煮」といわれるようになりました。

 

お雑煮は国内でも様々な種類があります。

おもちの形は東日本は主に角餅、西日本は主に丸餅です。

お雑煮のだし汁は、すまし汁が最もポピュラーですが、白みそや合わせみそを使用する地域もあります。

 

昔、祖母に「お雑煮の餅は焼いてはいけない」と聞いたことがあります。

火の神様を休ませるためであるとか、火事にならないようにだとか諸説あるようですが、今はあまり気にされる方はいませんね。

ただ、「上棟式」で投げられる餅は焼いてはいけません! 焼く=火事 を連想させ、縁起が悪いこととされています。

 

七草(1月7日)

せり・ナズナ・ゴギョウ(ハハコグサ)・はこべら・ホトケノザ(コオニタビラコ)・スズナ(カブ)・スズシロ(大根)

 

この7種が入ったおかゆを食べることで胃を休め、不足しがちな栄養素を取り入れることもできるとされています。

 

鏡開き(1月11日)

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神様や仏様にお供えしていた鏡餅を下げて食べます。

汁粉や、雑煮などにして食べます。

 

鏡餅を刃物で切ることは切腹を連想し縁起が悪いとされているため、木槌で割って食べます。

 

2月の行事食

福豆(2月3日)

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炒った大豆です。節分のときにまきますね。

数え年の数だけ豆を食べる風習もあります。これは子どもの頃は、大人(特に祖母)がうらやましかった記憶があります。だって、たくさん食べることができますものね(*^_^*)

 

恵方巻(2月3日)

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当たり前のように使われている言葉ですが、恵方巻とは割と最近つくられた言葉なのです。(1990年ごろ~)

コンビニエンスストアのセブンイレブンが恵方巻として最初に売り出し、2000年ごろから全国的に普及、現在に至っています。

今では、セブン以外のコンビニや大手スーパーでも平然と「恵方巻」という名の巻き寿司を販売していますが、名付け親は「セブン」なのです。

ちなみに商標登録はされておらず、「恵方巻」という名で商品を販売することは現在のところ大丈夫なようです。

 

3月の行事食

ひし餅(3月3日)

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お雛様と共に飾られている、かわいらしいおもちです。赤・白・緑の3色で作られているものが多いです。この色にも意味があり、

赤・・・解毒作用、魔除け

白・・・子孫繁栄、長寿

緑・・・厄除け、健康

となります。

 

ひなあられ(3月3日)

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こちらもお雛様とともに飾られるお菓子ですね。

やはり、色に意味があり、

白・・・雪

緑・・・木々の芽

桃・・・生命

の意味が込められています。

 

地域によって形状が異なり、関東ではあられに砂糖をかけた甘い仕上がりのもの、関西では塩やしょうゆ味のしょっぱいものが多いです。

 

いがまんじゅう(3月3日)

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こしあんを米粉でつつみ、赤・緑・黄色に染めたもち米を表面につけた和菓子です。

これはおそらく特定地域でしか食べられていないものですが、私は小さいころからなじみのある和菓子でした。ひな祭りの頃から販売され、春のお菓子としてよく食べていました。色合いも春らしく、カラフルなもち米を見て「私、黄色がいい!!」とよく言っていました(*^_^*)

春に愛知県で購入できると思います。とってもおいしいですよ。