保育園で給食を作っています!!

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。

給食会議ではどんなことを話すのでしょう

給食調理員の仕事のひとつに『給食会議』があります。今回は、給食会議とは何か?ということを書きたいと思います。

f:id:metarumama:20190420075901j:plain

 

目次

 

給食会議とは

給食職員が月に1度話し合う場です。系列の園がある場合にはすべての調理員が集まって会議をしたりもします。代表の保育士さんにも立ち会ってもらうこともあります。

給食会議を行うということは、監査項目にも明記されており、もちろん議事録の保管もしておく必要があり、監査時には提出します。 

 

 

どんな内容を話し合うのか

献立

f:id:metarumama:20190726222558p:plain

栄養士さんが立ててくれた献立をみんなで見て、話し合っていき、必要があれば訂正をしていきます。これは、献立の偏りをなくすために必要なことなのです。

栄養士さんも人間ですので、自分の好みの献立に仕上げる傾向にあります。そうすると、ある程度献立のパターンが決まってきてしまいます。それを防ぐため、「みんなの意見を聞いてみましょう」という意味合いもあるのだと思います。

他の人の意見を聞くことによって、献立作りの参考にもなるのです。

 

実際の給食の様子

f:id:metarumama:20190726222112j:plain

給食時の子どもたちの反応、食べ具合、残食などの報告から、反省点や改善点などを考えます。

  • どのようにすると子どもが食べやすいのか?
  • 味付け、切り方、調理法の検討
  • 使用食材の見直し
 

研修報告

外部の研修や講習に行った職員は、その報告をして他の職員と情報を共有する。

 

季節ごとの注意点

これはあえて話題に出すことで、一人一人が事前に意識を持つことができます。

例えば

  • 梅雨時に『食中毒』
  • クリスマス前に『使用可能食材の確認』(おやつのケーキ作りにチョコレートや生クリームを控えるため)
  • 監査前に『調理室内の衛生や給食の書類について』

などなど、意識して業務がこなせるように、わかりきったことでも話し合う場合もあります。

 

 

どのくらいの時間で行われるのか

これは園ごとで違いがあると思いますが、私の職場では1回あたりおよそ2時間です。

勤務時間内で行われるため、残業になることも、休日出勤になることもありません。

 

 

話し合いで知ること

f:id:metarumama:20190513221834j:plain

自分の勤務する園の様子は普段から見ていることなのでわかっていて当たり前なのですが、他園の様子も知ることのできる場なのです。

  • どのように給食を食べさせているのか(硬さ、形状、味付け、盛り付け方など)
  • 食育活動はどんなことを行っているのか
  • 手際よく調理するための手順、調理法
  • 給食時の子どもへの声掛け
  • 保育士さんとの連携の取り方
  • アレルギー児の対応
  • 離乳食の対応
  • 行事食のデコレーション(かわいらしい盛り付け)

などなどの情報交換も行われます。

 

時には不思議なことも…

私の勤務する保育園には複数の系列園があります。献立も統一したものを使用しているのですが‥‥。

分量も同じように作っているはずなのですが、ある園では「甘かった」またある園では「酸味が強かった」と、全く違う意見が出てしまうこともあります。その時に納品された野菜などの状態によっては多少の違いが出ることもあるかもしれません。作業手順によるものなのかもしれません。そういったことの原因も考えていったりもします。

 

 

さいごに

保育園の給食をより安全により安心して食べてもらえるようにするために、月1回以上の会議を行うことが決められています。疑問に思ったことを会議の場に持ってくるのもよし、役立つ情報をみんなと共有するために発表するもよし、そんな場が給食会議なのです。