毎年夏の一大イベントであるお盆を挟んだ長い『夏季希望保育期間』も終了し、通常の保育園生活が始まりますと子どもたちは元気に登園してきているように見えます。
この期間を利用してお出かけする家庭も多いのですが、 子どもたちも大人同様、やっぱり疲れているようで…
長期の休み明け保育園は子どもたちの報告会と化します
保育園の子どもたちと過ごしているとと、みんな競うように
『○○行ったよ!!』
『××行ったんだよ!!』
と夏の思い出をお話ししてくれます。
ご家族と共に過ごした楽しい思い出を聞かせてもらい、こちらも楽しい時間を過ごすことができます。
子どもたちにも変化があります
ですが、食べる方はと言うと…
何だか食が進まない子が多いのです。休日前より残食が多くなるの。
夏の暑さは、どちらかと言えば休み前の方が厳しかったりします。ですが、休み前までは給食の食べは悪くはありません。
では、なぜ急に食の進みが悪くなってしまったのでしょう?
お休み中の疲れが出ているようなのです。
これは毎年のことですが、お休み明けから(特に幼児クラスの子)子どもたちは元気がないように感じるのです。お話はしてくれるものの、食が進まないことがそれを物語っているのです。
限られた時間しか子供と過ごすことのできない私たち給食職員も見てわかるくらいの変化があるのです。もともとよく食べる子たちなので、違いがよりはっきりしています。
子どもだって疲れるんです
一見、子どもは疲れ知らずなように感じるのですが「子どもだって疲れているんです」。
お盆の前後から親に連れられて遠出する家庭も少なくありません。
思い切り遊んで、休み明けからすぐにほぼ全員が登園し、保育園で集団生活をしているのです。正直体を休める日は無いように感じます。
休日が明ける前2日くらいはできることなら自宅でゆっくりと過ごし、夏の疲れを取って休み明けに備えられる良いなと思うのが本音です。
中には夏の連休明けにも関わらず、「今度ディズニーに行くんだよ!!」という強者もいることも事実です。
この子は休み明けの疲れからか食事をとることも頑張らないといけないくらいな状態なのに、その週末にはディズニーに泊りがけで行くとのこと。
正直、この子の体調が心配ではありました。
もちろんご家族との予定なので、私がどうこう言うこともできません。
もしこの先にも同じような計画を立てているご家庭があるのであれば、ぜひ無理のないように行ってきてもらいたいです。
さいごに
大人も仕事や家事育児等で疲れがたまっていると思いますが、子どもも保育園生活にお出かけと、意外と休みなく活動しているのです。
コロナ禍でもある今、自宅で家族水入らずゆっくり過ごすのも悪くないと思います。
そして、外出すれば外食がつきものです。
外食ともなれば、
- 栄養も偏りがちになり
- 脂っこいものが多くなりがち
栄養バランスの悪い食事は体にさらに負担がかかり、悪い影響も与えます。
できることならば、自宅で休息・栄養バランスを考えた食事をとって、今後の生活を元気に過ごせるように配慮してあげることが望ましいですね。