食育活動は、できることをその子の年齢に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。食に興味がある子になれば、自然と子どもから何がしたいかをリクエストしてくれるようにもなります。
そして、わが子(小学6年生)は今回「卵焼きを(一人で)作ってみたい!」と希望してきたため、早速作ってもらうことにしたのです。
目次
きっかけ
卵焼きを作ってみたいと思ったわけはおそらく、学校の授業で調理実習をしたことからだと思われます。
班ごとで卵とジャガイモを使って好きな献立を立て、実際に作ってみましょう…ということを夏休み前に行いました。そんなこともあって、「家でも作ってみたい」と思ったのではないかと思います。
朝昼晩ご飯のいつに作ってもらうか?
夏休み期間なのですが、私自身の仕事もあるため昼ごはんにするには、休日しか時間が取れず、朝ごはんで…となると時間的に厳しいので、今回は晩御飯用に作ってもらうことにしました。
これには、私の「晩御飯を考えること」と「晩御飯を作ること」の2つの仕事を代わって子どもに任せてしまおうという魂胆もあります(;^_^A
献立は・・・
今回は晩御飯1食を子どもにお任せする形での食育にしようと思ったので、私は米を炊くだけにしました。(というより何もしたくなかった!!?)
「何を作ろうか…?」
と相談されましたが、ここはあえて助言をしませんでした。
さて、できあがりはどうなるのでしょうか・・・?
いざ、クッキング
普段私の姿を見ているせいなのかどうなのかわかりませんが、わが子は調味料を計ろうとはしません。すべて目分量です・・・( ゚Д゚)
いや、私はもう感覚でわかるので良いのですが、わが子の調理歴はかな~~~~り浅いものです。何なら数えるほどしか料理をしたことがありません。…大丈夫なのでしょうか????
そして、今回は味付けに関しても私は口出ししません。ドキドキしながら見守ります…。
卵を割り、味付けをしてフライパンで焼く。
たったそれだけですが、かなり時間がかかりました。
そして30分ほどたったころ1つの卵焼きが完成しました。
完成6年生の卵焼き??
卵焼き?スクランブルエッグ?炒り卵?オ・・・・ムレツ??
何を作ったのかズバリ聞きました。本人によると、
失敗したオムレツのようでした(;^_^A
まあ、卵料理は難しいですからね。しかもいきなりオムレツは難易度が高いです。
ですが、頑張りは見られます。形を作ろうとした感じは出ているではありませんか。
ちなみに味付けは塩コショウとバターです。
実食
もちろん食べることになりました(笑)
お味は普通においしかったです。適当に調味料を入れていたにもかかわらず、しょっぱくもなく、本当に普通に食べることができました。
バターも入れたと聞きましたが、バターの風味はあまりありませんでした。ちょっとだけ味を足したらさらにおいしく食べることのできる卵焼きでした。(いや、オムレツでした!!)
この日の晩御飯は・・・
結局この日の晩御飯は、この卵や・・・・じゃなくてオムレツと、私が保険として炊いていた炊き込みご飯になりました。品数は少ないですが、これも子どもにとっては勉強になったと思います。
- 献立を考える難しさ
- 実際に作る大変さ
今回子どもにはこの2点を知ってもらうことができていれば良いかなと感じます。
母親は、毎日、毎食食事作り・・・このサイクルを行っています。
この大変さを学んでもらい、食事のありがたさを感じてくれていれば花丸です。