7月も半ばになろうとしていますが、今年は朝夕がまだまだ寒く感じる日が続き、日中は汗ばむことも少なくありません。
そんな気候で気をつけなけれないけないことは、体調管理です。
我が家の子たちも、ここのところ風邪気味です。
と、言うことで今回は気になる病気の症状を食べ物で少しでも緩和できれば良いかな…ということで、体に良い食べ物・栄養素の紹介です。
(病気が治るというものではありません)
目次
風邪
のどの痛み・咳・くしゃみ・鼻水・たん・発熱などの症状が現れます。多くはゆっくりと休息を取ることで1週間ほどで症状は治まります。
原因はウィルスや細菌の感染が9割を占めます。
どのような食べ物が良いか
食欲が低下していたり、減退しているときは、消化の良い食事を基本とし、ご飯・パン・めんなどエネルギー源となる糖質が多い主食を摂るようにします。
免疫力を高めるために、たんぱく質やビタミンCを摂り、のどや鼻の粘膜トラブル緩和のためにビタミンAも摂取するようにします。
どんな食材が良いか
たんぱく質
魚・肉・卵・大豆製品など
ビタミンC
ブロッコリー・カリフラワーなどに豊富に含まれています。
果物にも多く含まれているので、積極的に摂りたいですね。
ビタミンA
にんじんは、緑黄色野菜の中でビタミンAの含有量はトップクラスです。
発熱
細菌やウィルス感染などで発熱物質が体温調節中枢に働きかけて、体温が上昇する現象です。
どのような食べ物が良いか
発汗量が増えるため、水分補給(ナトリウムやカリウムも含む)が必要です。免疫力を維持するために、たんぱく質も必要です。
発熱中はビタミンの消費量も増えるため、ビタミンもたっぷり摂ります。
のどの痛み
のどに不快感や違和感、痛みが現れます。細菌やウィルスの感染によって炎症が起きる症状です。頭痛発熱、声がれ、倦怠感などを伴うこともあります。
どのような食べ物が良いか
小さめに切って軟らかく煮たものが、のどを刺激しないで食べやすいです。辛いものは特に避けたいですね。
抗菌作用のある、緑茶や紅茶でうがいをするのも効果があります。ネギ、にんにく、しょうがを摂取することもおすすめです。
また、ビタミンAはのどの粘膜を強化する働きがあります。
せき・たん
のどや気管が刺激を受けたとき、侵入した異物を排除するときに起きる現象です。ウィルスや細菌感染しているときや、アレルギーの反応で出る場合もあります。
どのような食べ物が良いか
強い香辛料や濃い味付けのものは避けます。
軟らかく煮たり、小さく切ったりしてのどに刺激を与えないように工夫します。
風邪からくる咳の場合には、抗菌作用のある緑茶や紅茶・ウーロン茶がおすすめです。
これらのお茶は、高温で抽出したほうが抗菌作用が高まります。
鼻づまり
鼻腔内の粘膜がむくんだり、組織が変形したりすることで呼吸困難・くしゃみ・頭痛・不眠などが起こります。
どのような食べ物が良いか
特に意識して摂りたいのは、ビタミンAです。鼻の粘膜を強化し、抗アレルギー効果も期待できます。
まとめ
風邪をひいたときには普段より食欲が低下することも少なくありません。ですが、食事はバランスよくとることが回復への近道でもあります。
食事の形状を少し変えることによって食べやすくなる場合もあります。食べる人の状態によって小さく切ってあげるなどの配慮ひとつでも食べやすさが変わります。
体調を崩さないことが一番望ましいのですが、もし体の具合が悪いときがあったら参考にしてもらえると良いかと思います。