保育園で給食を作っています!!

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。

給食職員の苦悩

おそらく保育園の給食調理員…と言えば、

  • やりがいありそう!!
  • 子どもたちに囲まれて楽しそう!!

などと思われがちです。

確かに、上記のことも当てはまり、実際この点については楽しく仕事をさせてもらっています。

ですが、見えないところで苦悩している事実もあります。

今回は、そんな調理室の闇部分も少し覗いてもらいましょう。

ただし、園によって環境が違いますので、全ての園で当てはまるとは限りません。

あくまで私の苦悩です。(愚痴を聞いてるくらいの気持ちで読んでください)

 

 

目次

 

 

給食室内は和気あいあいとしています

保育園の給食室は少人数で調理するため、いくら女の世界とはいえ、仲が悪いと業務に支障をきたします。そんなことは皆さん周知しているためか、給食室内ではまず職員同士がもめることはありません。それどころか、何でも話せる雰囲気もあるくらいです。

 

献立についてわからないこと、食材についての相談、子どもたちの情報のシェアなど様々なことを話し合っています。

 

 

保育・調理で分けられてしまっています

ところが、園全体となるとまた変わってきます。

保育関係の情報が給食室まで回ってこないことが多いのです。

これは、保育士の仕事と給食室内の仕事で明確な線引きをされてしまっていることによるものなのです。

よく考えれば、給食の仕事に集中できる…ということですが、悪く考えると同じ園内なのに疎外されている‥‥ようにも感じます。

 

 

園内の情報が入りづらいです

給食室は保育室とは別扱いをされているため、必要な情報が入りづらくなってしまっています。伝達がうまくいっていないのです。

最低限の、アレルギー児・離乳食児等の情報はもらえるものの、年度途中の入園児、退園児の情報は忘れられがちなのです。(気が付けばこちらから確認しています。)

 

 

給食の喫食人数が間違っている

各クラスの喫食人数は朝の段階で担任の先生に専用のボードに記入してもらいます。

ところが、人数の変更・数え間違いが多いのです。

 

ひどいときには、給食提供してから

「あ、もう一人分お願いします!」

ということもありました。

 

保育士の数え間違えなのですが、しわ寄せは給食室に来ます。

「無理です!!」(本当に無理ですが)

なんて言わせてもらえるわけでもありません…。数え忘れられていた子には罪はありません。

 

では、どうしたのか‥‥

給食職員の分から忘れられた1食分を取り分けます‥‥。

だってそれしか方法がないのですから…。

保育士の皆さんには、給食の喫食数を間違えてしまうと、調理員の給食が少なくなる(もしくはなくなる)ことを知っていていただきたいです。

 

 

給食提供の時間の変更

 前もってわかっていることであれば、それなりの準備ができるのですが、その日に

「今日は早めに給食を出してほしい!!」

と言われる担任の先生もいます。

 

なるべくならば希望通りに…と思うのですが、担任にとっては自分のクラスのみのことでも、私たちからすると全7クラスのうちの1クラスのため、他のクラスとの調整もしていかなければいけないのです。

(一度に2クラス同時に給食を出すことは設備的に難しいので・・・)

 

できることなら前もって言っていただきたいことですね。

 

 

クラスによって要求が違う

「私のクラスでは一人2つコップを用意してほしい。」

「お茶の入ったやかんを1つでは足りないので2つ下さい!!」

「うちのクラスだけお皿を1つつけてください・・・」などなど…

 

一通りの要求は頭には入っていますが、クラスごと言っている要求が異なることが多く、本当は混乱のもとなのです。

下は0歳、上は5歳の子を預かる保育園なので、クラスごと要求が違うことは当たり前なことなのですが、要求は1つ2つに及ばずあれもこれも‥‥となりがちなのです。

 

この場合もそうなのですが、担任にとっては自分のクラスのことだけでも、こちらは全クラスのことを見ているので、あまりにも要求が逸脱してしまうと、こちらは常に対応に追われ なかなか大変な思いをするのです・・・。

 

 

まとめ

私たち調理員は、保育園のためにできる限り保育士の要望を受け入れることにしています。ですが、人数的にも保育士1/6以下の人数で業務を行っているため、全てが全てハイハイと受けられないこともあるかもしれません。

給食室はぎりぎりの人数かそれ以下で回しているので(余剰人員はいません)、給食室に要望がある場合には余裕を持って相談していただけると助かります。

 

それでも、私がこの仕事が好きです。周りの保育士さんも皆さん気さくで優しいです。自分からどんどん声をかけちゃおうと思っています。

 

そして最後にもう1度!

今回書いたことは私が感じたことにすぎません。園によって環境は違いますし、運営状況も違います。あくまで一例と思っていただければ幸いです。