もうすぐ七夕ですね。保育園でも、七夕メニューとしてご飯の上に細切りにした野菜を天の川に見立ててのせた、サラダ丼のようなご飯をを計画中です。
さて、七夕の行事食と言えば「そうめん」を思い浮かべる人が多いですね。天の川に見立てて食べる説もあると言われてもいます。
そして、この「そうめん」には前身の食べ物があるようでした。
それが索餅というお菓子?です。
索餅(さくべい)とは
小麦粉や米粉を練り、縄のように細くねじったお菓子です。
中国から伝わったと言われています。
作り方が気になって調べてみました
様々なレシピが載っていました。米粉を使用する人もいれば、白玉粉で作る人もいました。ホットケーキミックスを使う人もいます。現代風にアレンジされているものもあるので、どれが正解なのか正直わかりません。
ですが、そうめんの前身ということもあるので、そうめんの材料とあまり変わらないのかな?と推測しました。
と、いうことでせっかくなので・・・
実際に作ってみました
材料(約2人分)
- 小麦粉 20g
- きなこ 8g
- 砂糖 8g
- 水 8g
- サラダ油 6g
作り方
①小麦粉・きなこ・砂糖をボウルに入れます。
②①に、サラダ油を入れ全体になじませるように混ぜ、水を入れてひと固まりになるようにこねる。
③②の生地をめん棒で伸ばし、その後包丁で棒状になるように切り、棒状になったものをねじって綱のような形にする。(ここらあたりでオーブンを180℃で予熱します。)
④予熱しておいたオーブン(180℃)で8~10分焼く。
⑤出来上がりです。(端がちょっと焦げてしまいましたがご愛嬌…)
作るにあたって意識したこと
そうめんの主な材料は、小麦粉・しお・水・植物性油です。
なので、なるべくそうめんの材料に近いもので作ってみようと思いました。
ですが、昔の時代はなかったであろう「ホットケーキミックス」や「ベーキングパウダー」はあえて使うことをやめました。
そして今回は、食べやすくなるように歯ごたえが軽くなるような配合にしました。(オリジナルレシピです)本来なら米粉も使用するものですが、入れてしまうと食感が重くかたくなってしまうと思い、やめました。
お菓子なので、塩味ではなく砂糖を使用し、なんとなくきなこも入れました。
(青のりやごまを練りこんだり、きなこをまぶす方法もあります。)
難しかったところ
きなこを入れてしまったせいか、生地のまとまりが悪く、すぐにポロポロしてしまいました。なので、綱状にねじるところは慎重に行いました。
次に作るとき私はきっと、棒状で焼くと思います( *´艸`)
実食
普通にきなこクッキーのようで、サックリと作ることができました。
「これは何?」と言っていた上の子ちゃん(6年生)にも食べてもらいましたが、
「おいしかったよ。」
と言ってくれました。
おわりに
保育園で務めていると、食べ物に対して色々調べることが多いです。
調べた知識をもとに、食育活動を行ったり、お便りを書いたりしていきます。
調べた中で、今回のように気になる食べ物があった時は、自宅で作ってみることも珍しくありません。
私たちはまだまだ知らない食べ物があります。
七夕の行事食ひとつとっても、全く別のものを知る機会に出会えました。
これからも気になる料理があったら、作ることも食べることも、チャレンジしていきたいです!!