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保育園調理師の「食」ブログ

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。「食」にまつわることの多くを書き綴っていきます。

栄養のある食品とは??

大人も子どもも、健康的に生活していけるように栄養のある食品を摂取することが推奨されています。

 

そこで今回はこんな話題です!

ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含み、

季節感豊かな食事が楽しめる食材の覚え方を知っていますか?

 

 

【まごわやさしい】

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ま・・・豆類(豆腐・納豆・みそ)

ご・・・ごま

わ・・・わかめ(海藻)

や・・・やさい

さ・・・魚

し・・・しいたけ(キノコ類)

い・・・イモ類

 

毎日の食事に取り入れたい食材です。

 

 

 

そして次のものは、子どもが大好きなもので、

母親がついつい食べさせすぎてしまう料理です。

【おかあさんやすめ】

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お・・・オムライス

か・・・カレーライス

あ・・・アイスクリーム

さん・・サンドイッチ

や・・・焼きそば

す・・・スパゲッティ

め・・・麺類

 

【ハハキトク】

ハ・・・ハンバーグ

ハ・・・ハムエッグ

キ・・・ギョウザ

ト・・・トースト

ク・・・クリームシチュー

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こちらの料理は、子どもが好きな上に1品で食事が完了しがちなものも多いため、

栄養のある副菜をつけるなどの工夫が必要になりますね。

 

 

 

「まごわやさしい」で献立作り

では、「まごわやさしい」を全て入れるとどんな献立になるのでしょうか?

少し考えてみました。

 

パターン1

白米

サツマイモの味噌汁(イモ・豆)

ほうれん草の磯和え(やさい・海藻・ごま)

焼き魚(魚)

切り干し大根の煮物(やさい・キノコ)

 

 

パターン2

北海ごはん(魚・海藻・ごま)

きのこのすまし(キノコ・とうふ)

こふきいも(イモ・海藻)

サラダ(やさい)

 

 

パターン3

 洋風炊き込みご飯(魚・やさい・ごま・きのこ)

わかめスープ(海藻・やさい・とうふ)

サツマイモの甘煮(イモ)

 

 

がんばって洋風献立も考えてみましたが、和食の方が思いつきやすいです。

やっぱり和食は体に良いということでしょうか?

 

 

【作り方】

この3パターンの中で、名前だけでは少しわかりづらい3品の材料をご紹介します。

 

パターン1 ほうれん草の磯和え

  材料 

ほうれんそう   1束

ごま       適量

きざみのり    適量

しょうゆ     大さじ1

だし汁      大さじ1

 

  1. ほうれん草を茹でて水にさらす。
  2. 1を絞って、ごま・きざみのり・しょうゆ・だし汁を合わせたもので和える。

 

 

 

パターン2  北海ごはん

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  材料

米         2合

鮭切り身      1切

塩昆布       適量

ごま        適量

青ネギ       適量

 

  1. 洗った米に、塩昆布ごまを入れ炊飯する。
  2. ご飯を炊いている間に鮭を塩焼きにし、ほぐしておく。
  3. 1が炊けたら、2と青ネギを入れて混ぜる。 

 

(以前作った写真がありましたが、この写真には大葉ふりかけも入っています。) 

 

 

 

パターン3   洋風炊き込みご飯

  材料

米          2合

ツナ缶(油切りする) 1

しめじ        1/4くらい

にんじん       20gくらい

玉ねぎ        1/4個くらい

冷凍コーン      大さじ2ほど

ごま         適量

青ネギ        適量

コンソメ       大さじ1.5

塩コショウ      少々

バター        10gほど

 

  1. 材料はみじん切りにする。青ネギは小口切りです。
  2. 洗った米に、青ネギ以外の材料を入れて炊飯する。
  3. 1が炊けたら、青ネギを混ぜる。

 

 

まとめ

健康的に、栄養のある食品とは意外にもありふれた食材であることもわかると思います。高級食材でもなく、近所のスーパーで手軽に購入できるものばかりです。

 

そして、保存のきく食材も多いのです。

乾物などは常備しておくと、いざという時に心強い1品となります。

 

特別なものでなくてもよいのです。

買い物に行くときに少しだけ意識することによって、意外と簡単に「まごわやさしい」の食材を使用した献立になります。

 

自身と、家族の健康のために取り入れてみてはいかがでしょうか?