この度、娘が中学校を卒業しました。
そして中学校を卒業すると同時に「給食生活」からも卒業してしまいました。
0歳児から保育園に通っていた娘は、人生のほとんどの昼食を保育園なり学校なりで摂取していたことになります。
今私は給食を作っている側にいますので、保育園や学校の給食がいかに栄養バランスに気を付けた献立になっているのか、また、食中毒に配慮し、安全においしく食べてもらえるように保温や保冷もしっかり行っていることも知っています。
娘が在園、在学中には食中毒をはじめとする「給食に関する事故」の報告はありませんでした。長い間、毎日安心・安全な給食提供をしていただいた事に感謝しかありません。
保育園や学校給食の意味に関しては、以前記事にしたこともありました。
成長期の子どもたちのため、全員に等しく栄養のある食事提供ができるように「給食」という制度があります。また、多くの「食経験」をすることで大人になった後も、「食事内容に気を使うことができる」ようになり、乱れた食生活にならないように、幼いころから意識づける目的もあると感じます。正しい食事は生活習慣病などの予防にもつながりますからね。身体の健康にも大切なことでもあります。
そんな給食制度の恩恵を、長い子では約15年、多くの子は義務教育期間の9年くらい受けることのできるのは、日本ならではの優しい制度ですね。
中学を卒業すると、義務教育が終わります。それまで「当たり前」のように出ていた給食も準備されなくなります。学校によっては食堂を備えているところもあるかもしれませんが、都度お金を支払って食事の提供をしてもらう形になりますので、ただ待っているだけでは食事をとることは出来なくなります。
多くの子は、あらかじめ購入して来たもの、または自宅から持ってきた弁当を昼食として食べることになります。
我が娘もそうです。
4月からはお弁当生活(または買って行ってもらう)になります。
お弁当を作る時間、材料費、ワンパターンにならないように配慮…など様々な負担が一気にやってきます(;^ω^)
ますます給食に感謝しちゃいますね。
およそ15年間、給食を食べ続けた娘に聞いた給食質問
さいごに、給食から卒業したばかりの娘にいくつか質問をしてみました。
おいしかった給食は?
「キムチチゲ鍋・ナムル」
中学生になって、味覚が大人になり、辛いものを好むようになりました。
ちなみに小学校の時は、「味噌カツ」と言っていました。
苦手な給食は?
「キノコ入っているもの全般・茎わかめ(食感が嫌)」
正直味付け云々とかではなく、好き嫌いの域です。
思い出に残っている給食は?
「思い出というか、おいしかったおやつは(保育園の頃に食べた)『白いふうせん』」
めっちゃ市販品じゃん(笑)
給食なくなることを寂しく思うか?
「思わない。お母さんのお弁当が楽しみだから。」
なんていい子なんでしょう(親バカですね)
その分、母の負担が増えるわけですが、楽しみにしていてくれていると思うと張り切ってしまいそうです(笑)
給食についての感想なんでもどうぞ
「給食はまあ、おいしかったと思う」
中には、「給食嫌い」という子もいますが、我が子に関しては給食そのものを嫌がってはいませんでいたので、それはとても助かりました。