私が子どもの頃はもちろん、今現在の学校給食にもたまに登場する「ミルメーク」
(地域によっては出ない場所もあるようです)
給食にミルメークが登場すると、なぜかテンションが上がってしまうのは今も昔も変わらないと思います。
現にわが家の娘は給食の献立のチェックをするときにはミルメークとデザートを中心に見ています。そして翌日にミルメークが出る日には「明日ミルメーク楽しみ♡」と気分が上がっています(笑)
話がそれてしまいましたが、今では100円ショップでも気軽購入することができるようになりました。↓これこれ!
今回はこの懐かしいミルメークを使って春らしい蒸しパンを作ってみました。
春色蒸しパン(約10個分)
混ぜてカップに入れて蒸し上げるだけの超簡単おやつです。
イチゴ味の部分だけでもかわいい仕上がりになりますが、せっかくですので今回はイチゴのヘタを見立てて緑色のワンポイントも付けて仕上げました。
材料
- ホットケーキミックス 100g
- 牛乳 50g
- 砂糖 40g
- 卵 M 1個
- サラダ油 8g
- ミルメーク(イチゴ味)10g
- 抹茶 0.5g程度
作り方
- ボウルにホットケーキミックス、砂糖、牛乳、卵、サラダ油をすべて入れ、ホイッパーでダマにならないように混ぜる。
- 1でできた生地の一部(20gくらい)を別の小さなボウルによけておく。
- 1の残りの生地にミルメークを入れて、全体に混ぜておく。
(この時、ミルメークが溶けきらないような感じになりますが、時間の経過とともに溶けますので心配しないでください。) - 2に抹茶を入れて混ぜ、色を付ける。
- 耐熱のカップ1/2くらいの量になるように3の生地を入れ、カップ内の生地の端に4の生地を添えるように乗せる。
(↓写真を撮り忘れましたので、イメージイラストです。)
-
カップごと軽く落として生地をならす。
- 蒸し器で7~10分ほど蒸して出来上がり。
↓断面です
ふわふわです。
作り方のコツ
超簡単に作ることのできる蒸しパンですのでコツというコツはありませんが、一応ポイントは押さえておきましょう。
- ボウルに材料を入れるときには、先に粉もの(ホットケーキミックスと砂糖)を入れて軽くホイッパーでふんわりとするように混ぜておくとダマになりにくいです。
- ホットケーキミックスと卵を使用していますので蒸しあげたときに思ったよりも膨らみます。カップへの生地の入れすぎには気を付けてください。
- 緑色の生地は、端に少量乗せるくらいの方が仕上がりの見た目がイチゴっぽくなります。絞り袋を使用すると簡単に乗せやすいです。
- 蒸し器は蒸気がしっかり上がっているものを使用してくださいね。
実食
ミルメークを入れた生地は、ほんのりとした優しいピンク色で仕上がりました。
味はあるかな…?と心配になりましたが、味も優しいイチゴミルク味でした。
卵を使用した蒸しパンであるため、食べるときに上あごに張り付くような感じもかなり緩和されています。(卵不使用の蒸しパンは上あごに張り付く感じが強いです。)
さいごに
今回は、保育園の新しいおやつを考えるにあたってちょっとした思い付きで作ってみました。
蒸しパンそのものは珍しいおやつではありませんが、普段の蒸しパンは「卵を使わない」タイプのものを作っているため、蒸し上げると生地が割れてしまうタイプのものでした。
しかし卵を使用することで、きれいな丸い形に膨らませることが可能ですので、形を生かしてイチゴのモチーフにしてみようと思ったのです。
私の勤務先の園では蒸しパンはどちらかと言えば不人気のおやつです。
先にも書きましたが、卵を使わない蒸しパンの場合、
- 生地が割れる
- 食べたときに上あごにくっつく感じが強い
ということもあり、食感と見た目の悪さが子ども受け悪くしているのではないかと思っているのです。
見た目の春らしさと、優しい味、ふんわり食感を併せ持つ、今回の蒸しパンは一度栄養士さんに提案してみようかなと思っているおやつの一つです。