今年度は、カレンダーの日にちの並びの関係もあって8月8日から8月16日までを希望保育の期間としています。
この間は、保育士も交代で休暇を取り、給食職員も1~2名体制で勤務します。
私自身は夏季保育期間では8月13日のみの勤務でしたが、この日も子どもたちは元気に過ごしていました。
どのくらいの子が夏季保育を利用しているのか?
園の立地場所や、保護者の勤務体制、祖父母の協力具合によるところが大きいですが私の勤め先の園では、
- 8月12日までは全園児の約半数が利用
- 8月13日以降は全園児の約1/4程度の利用
です。
夏季保育中の過ごし方
特別な活動はありませんが、散歩や園庭遊び、水遊びなどを行って過ごします。人数が少ないときは、異年齢の子が一緒に過ごす「合同保育」が行われることもあります。
夏季保育期間中は、「暑さによる体の疲れをとる」ために、幼児クラスもお昼寝をします。
通常時と比べると、派手な活動はない印象です。
いつもとは子どもたちの様子も違う気がします
夏季希望保育の期間では、大人も子どもも少ないですから日常と比べても大きく違いますね。保育園児でもそんな違いは敏感に感じ取っています。
- しきりに話しかけてくる子
- 大人の周りにまとわりついてくる子
- 「○○行くんだよ~。」とちょっとした自慢話をする子
多くの子が「自分を見てみてモード」になります(笑)
ちょっと面白いことがありました
給食が終わるくらいの頃を見計らって幼児の保育室に行きました。
食べるのが遅い子が2人ほど残っていましたが、ほかの子は食事を終えおもちゃで遊んでいました。
そのうちの一人の子が私の肩をもんでくれたのです。
いや~気持ちがいいな~。いたわってくれてありがとう(#^^#)
なんてのんきに言っていたら、
「おやっさん先生、今日は夜までいていいからね…。」
と言われてしまいました。肩もみの見返りは閉園まで保育園にいることだったのです…。子どもって怖いですね(;^_^A(笑)
(もちろんその後、定時で帰りました💦)
さいごに
多くの企業がお盆休みになっても、保育園は基本お休みはしません。
ですがこの期間は、保護者のいずれかがお休みで在宅している家庭に関しては「家庭での保育」をお願いする形となっています。
各家庭のご協力があって初めて保育士も「お盆休み」を取得することができます。
保育園で働く保育士も調理員も多くは家庭を持った主婦でありますので、皆さんのご協力が本当に助かるのです。
長かった夏季希望保育期間も今日で終わります。
明日から、またにぎやかな「いつもの保育園」が始まります。
コロナウイルスの感染がまだまだ心配されますが、元気いっぱいの子どもたちと会えることを楽しみにしているおやっさんです。