新しいタンク式食器洗浄機の購入【SKジャパン製のタンク式食洗機に代わる食洗機の購入】

キッチン家電

今から約3年前、当時まだ『水道工事不要のタンク式食器洗浄機』が出始めたばかりの頃でした。
食器洗いが苦痛に感じていたけれど、水道蛇口の形状から設置をあきらめていたあこがれの食器洗浄機が簡単に設置できるということで、私も迷わず購入しました。当時はこのような製品はまだ一社からしか販売しておらず、製造会社の選択はできませんでした。しかし今回、この購入した製品が故障をしてしまったため、「買い替え」をすることにしたのです。

わが家で使用した初代タンク式食器洗浄機【SKジャパン Jaime】

当時まだ出始めの、2018年製食器洗浄機でした。

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当時はまだこの機種以外の販売はされておらず、「水道工事不要の食洗機」というジャンルの先駆けとなった商品です。2022年現在では、東芝やPanasonicなどの日本企業も含む各社がこのジャンルの商品を販売しており、比較的多くの種類の中から選ぶことができるようになりました。

わが家ではこの食洗機を1日1~3回、およそ3年強続けていました。

しかし、間もなく4年目になろうとしていた最近、エラーが頻発するようになり、だましだまし使用していたのですが、ついに限界を迎え泣く泣く引退をしてもらうことになりました。

エラー内容は、通常運転中に突如『E3表示』が出て、その後の運転がストップしてしまうというものでした。
(「E3はタンク内の水量不足」と説明書きがありましたが、しっかり水量を入れて運転を開始した後に表示されるため、水量は関係ないことがわかっています。したがって原因が不明なのです。)
ネットでは、同様のエラー表示に困っているユーザーは多く、3年使用で出てしまう人もいれば、半年で同様の症状が出た人もいました。1日の使用頻度にもよるところはあるかもしれませんが、わが家では中古購入であったにもかかわらず、4年近く使用できていたのでまずまずだったのかもしれません。

思ったより短命で故障してしまいましたが、この食洗機そのものは音の大きさが少し気になる以外は、使用上大きな問題もなく機械そのものも値段も3万円台だったため、年間1万円弱で使用できたので概ね満足でした。

使い勝手や感じたことは過去記事でも書いてありますので、そちらをご覧ください。

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数ある中から選んだ食器洗浄機【Panasonic NP-TCM4‐W】

わが家は昨年引っ越しをしており、今の住居は広さに余裕があることと、水道の蛇口に市販の分岐水栓が取り付け可能であったことから、安心のPanasonic製の食洗機を購入することにしました。

パナソニックからは、タンク式の食洗機も販売されましたが、

  • お値段が高いこと(8万円超えます)
  • そもそもわが家の設置予定個所に設置できないくらい背が高かったこと(高さ72㎝確保の必要あり)

などの理由からわが家では購入できませんでした。

パナソニック製を選んだ最大の理由は「他社と比べて静音である」ことからでした。

しかし、事件が起きたのです。

商品が届くも…

お待ちかねの食洗機が届いたのですが…

↑写真のほぼ中央部にへこみがあるのがおわかりでしょうか。

まあ、多少のへこみくらいならば目をつぶって使用しようかな…と思っていたのですが、見逃せないズレを発見してしまったのです。

↓おそらく上の写真のへこみが関連しているであろうと思われる『使用上漏水の危険』が起こるであろう大きなズレがあったのです。

4隅の結合部分でこれだけずれているのはこの箇所だけでした。

Amazonを経由しての購入だったため、Panasonicのミスというより、この食洗機を販売した出品者のミスだと思われます。

食洗機そのものの実力を知る前に、こちらは返品することになってしまいました。

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次に選んだ食器洗浄機は【エコジー タンク式食洗機】

SKジャパン製の食洗機も使いやすいと感じていた私は、結局似た機種を購入することにしました。お値段も安いので、また3年ほど使えればいいかなというくらいの気持ちでもありました。

SKジャパン製のものとの大きな違いは以下の通りです。

  • 上下からの水流で洗浄できる
  • 庫内が広い(ある程度大きなお皿も洗浄できる)
  • 上段に食具用の専用棚があるため、箸やスプーンなどはそこに入れて洗浄できる(取り外し可能)
  • 水道とつなげて自動給水も可能

SKジャパンのものと比べるとバージョンアップした感じです。

商品到着

しっかりとした梱包で到着しました。

早速、大きさ比較のためにSKジャパンの横に並べてみました。

左がSKジャパン製ののもの、右がエコジー製のものです。(手前のごちゃごちゃしたものは気にしないでください💦)縦・横・奥行きともにエコジー製の方が大きいです。

そして庫内もエコジー製の方が明らかに大きいです。

500~600mLの水筒なら余裕で立てて入れることができます。

背面です↓大きさの違いがわかりやすいですね。

そして、SKジャパンの物との大きな違いは、「庫内ライト」があることです。

青白く光ります。う~ん、まあライトが無くてもそれほど問題はなさそうですが…。

一応、一定時間光ります。

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実際に使用してみて感じたこと

私は電化製品を購入したら、試運転を必ず行うようにしています。万一初期不良が見つかった場合は返品や交換を申し出なくてはなりませんからね。

今回も早速運転させてみました。ここからは、同じタンク式のSKジャパン製の食洗機との比較を書いていきたいと思います。

外観・装備品

  • 外観、庫内ともにエコジー製の方が大きめ
  • 食器を出し入れするための扉はSKジャパン製の方が造りがしっかりしている印象
  • 排水ホースは圧倒的にエコジー製の方が長い(むしろ長すぎる💦)
  • 電源コンセントの長さはSKジャパン製の方が長く、使いやすい
  • エコジー製はスプーンや箸などの食具専用の棚が装備されている
  • エコジー製は水を入れるタンクが内蔵されているため、庫内にどのくらいの水量があるのか見ただけではわからない。その点SKジャパンはタンク自体の取り外しができるうえ透明であり、水量が見ただけで分かるようになっていた

運転音

エコジー製の方が明らかに静かです。

注水、洗い(すすぎ)、排水、乾燥の中で『一番大きな音がした』と感じたのは、じつは「排水時」でした。

食洗機の一連の動作の中で比較的に時間の長い「洗い」に関しては、SKジャパン製のものと比べるとかなり静かになったと感じました。機械音がかなり小さくなった印象です。(一応カタログには48㏈と書かれています。)

ボタンの操作性

操作性そのものはどちらも大きく違いがありません。両者ともにタッチパネル式です。

しかし大きな違いがあるとするならば、運転中に一時停止のつもりで間違って電源ボタンを押してしまうこと(または誤って触れてしまうこと)があった場合、SKジャパン製では簡単に電源オフになってしまい、その後の再起動時にはたとえ洗浄中であったとしても、また初めからやり直しするしかありませんでした。

エコジー製のものは、「電源スイッチを3秒以上押さないと電源がオフにならない」ことから、運転中に誤って電源ボタンに触れてしまっても直ちに運転が停止してしまうことは無くなりました。これは何気に嬉しい機能です。

給水

手動で給水する場合はSKジャパンの方が断然入れやすいです。

エコジー製は、給水口があみあみで凹凸があり、その凹凸で水がはねてしまいます。

このグレーのあみあみが少し邪魔に感じます。

外せるのであれば外したいと思うのですが、ちょっと取れそうにありませんでした。

また、タンク内の水量が見えない造りとなっているので、入れすぎて溢れないように気を付ける必要はあるかもしれません。満水時に一応は「ピンピンピン」と音が鳴る仕様になっていますが、音自体がそれほど大きくないため、注意深く聞いている必要があります。

運転中の水流

エコジー製の食洗機は、庫内の上下に洗浄用のノズルがあります。

上についているノズルは少し小さめではありますが、しっかりした水流があり、庫内の食器を上からもしっかり洗い流すことができています。

下についている大き目のノズルも文句なしの働きをしてくれています。

乾燥機能

両者ともに乾燥機能には期待できません

60分の乾燥をおこなっても、残念ながら水滴が残っていますので、洗浄が済んだら洗浄機の扉を開けて自然乾燥をすることをお勧めします。

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仕上がりの温度

私は乾燥機能を使わない前提で使用をしていますので、洗浄終了後にすぐ扉を開けて自然乾燥をします。その際に感じた、仕上がり直後の食器の温度は体感ではありますが、SKジャパン製の方が食器が熱々でした。

洗浄温度に多少違いがあるようですが、エコジー製のものも「油汚れ」や「ケチャップ汚れ」なども問題なく落ちていました

【結果】SKジャパン製からエコジー製の食洗機に変えてどうだったか?

両者ともに水道工事不要で使用することのできる食洗機であったため、操作性は大きく変わることがありませんでした。

また、機能面でも大きな違いはなく、油汚れのひどい食器などもしっかりと洗うことができています。

運転時の音に関しては、エコジー製のものの方がはるかに静音であり、この点では「買い替えてよかったな」と感じました。

エコジー製の食洗機は、水道から直接つなげることで『自動給水』もできる仕様となっていますが、わが家では水道との相性が良くなかったのか、うまく給水をしてくれなかったため、『手動給水』で使用しています。この点は残念でしたが、SKジャパン製のものでも手動給水であったため、手間は変わらないので我が家では良しとしました。

さいごに

わが家ではプラスチックの食器も使用することが多く、手洗いでは油汚れが落ちにくくて困ることが多かったため、「食洗機を買わない」という選択肢はありませんでした。

今回、これまで使っていた食洗機が引退するための「買い替え」をおこないました。もちろん「買って良かった」と思っています。

食洗機で食器を洗ってもらっている間に別の家事を行うことができるのは、大きな時短につながります。もちろん手荒れもしない、仕上がりもきれいなのも◎

もう、食洗機の無い生活には戻れませんね。

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