お茶摘み体験で摘んできたお茶の葉から「手作りふりかけ」を作る

食育

年長児お茶摘みに行く

とある晴れた日、お茶の街に暮らしていることもあり、地域の特産物を知るためということもあって園バスでお茶摘み体験に行ってきた保育園の子どもたち。

園児と担任保育士は、ポリ袋にひとり一袋のお茶の葉のお土産をもらって帰ってきました。

早速「お茶」として飲んでみる

保育園に帰ってきてから、お土産にもらったお茶の葉を担任保育士が低温のホットプレートでゆっくりと水分を飛ばしてお茶っ葉を作りました。

さすがにホットプレートは熱いですので子どもたちは出来上がる様子を見ていましたが、加熱した時に香ってくるお茶の香りに嬉しそうにしていたのです。

お茶の葉が出来上がると、湯飲みで入れたての緑茶を飲んでみた子どもたち。

「にが~い。」「おいし~い。」「おかわり!!」

と言いながら嬉しそうに何杯も飲んでいました。

横で見ていた私にも「おやっと先生も飲んでごらんよ。」と言ってくれたので、私もごちそうになりました。私の近くにいた子が、


なんて聞いてきてとてもかわいらしかったです。

お茶はとてもおいしく、緑茶なのですが、ジャスミンティーのような花のような風味も感じられたかわいい味わいでした。

おいしく飲んだお茶の出がらしから「ふりかけ」を作る

みんなが飲み終わったお茶の葉の出がらしから、思い付きでふりかけを作ってみることにしました。

お茶の葉のふりかけの作り方

①お茶の出がらしを耐熱皿に広げ、レンジで加熱する。(500w5分くらいを目安)

② ①が乾燥したら、鰹節・ごま・塩などお好みの調味料などを入れ、フードプロセッサーやすり鉢などで細かくする。

③②をフライパンで炒って、パラパラになったら出来上がりです。

後日給食で提供

きれいに洗って熱風乾燥保管庫で殺菌消毒された清潔な容器に保存し、提供前に再加熱してから給食での提供をしました。

子どもたちの反応

温かいご飯に私自らふりかけを一人一人にかけてあげました。
「ふりかけの香りを嗅いでごらん」と言うと、みんなご飯をクンクン…

「いい匂いだね~(‘ω’)」「早く食べたいなあ~。」とワクワクしていました。

年長児実食

「いただきます。」
あいさつが終わるとみんな真っ先にご飯茶碗を持ち一口パクリ。

「おいしい~~~~~。」年長児全員が笑顔になってくれました。中には「もっとかけて~~~」と言ってくる子も。

「もう一回かけてほしい子いますか~?」の問いには全員が手を挙げました(笑)

肝心なお茶の味もきちんと感じたらしく、「お茶の味がするね。」と言いながら食べている子もいました。 その他には、

  • 一番初めにご飯だけ完食してしまう子
  • 「好きなものはさいごに食べる」と言ってさいごまで大事にとっておいた子
  • 普段、白いご飯が最後まで残ってしまう子も、おかずと同時に終わることができた子
  • 食に対しての意欲がない子もこの日の食べっぷりは非常に良かった

などなど、「食」に対しての良い効果もありました(#^^#)

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さいごに

今回は、思い付きでふりかけを作ったのですが、正直上手に作ることができるかどうかの自信はありませんでした(;^_^A

そのため、ふりかけを作ってからの事後報告で「ふりかけ作ったからみんなで食べよう。」ということになりました。

子どもたちも、自分で摘んできたお茶の葉の最終形態がふりかけになることにとっても喜んでくれていたので、大成功に終わることができました。

「みんながとってきてくれたお茶の葉は、捨てるところなくみんなの身体の中に入っていったね。きっとこれで風邪をひきにくい丈夫な身体になれるね。」と言って締めました。

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