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保育園で給食を作っています

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。

子どもに園や学校行事でおやつを持たせるときに気を付けておくと良いことを保育園調理師目線で書いてみました

遠足、運動会シーズンがやってきました。ここ近年はコロナに配慮され、保育園もそうですが小中学校でも行事が制限され、自宅から「おやつを持っていく」機会が減ってきているのではないでしょうか?

 

それでも、徐々に様子を見て遠足に行ったり、運動会をおこなったりと日常を取り戻しつつある地域もあるでしょう。

 

今回は、保育園給食調理師が『園や学校行事で持たせるおやつ』について書いていきたいと思います。

 

 

持っていくおやつは子どもが食べられる量で

お弁当同様、おやつも食べられる分だけ持たせましょう。

遠足中、おやつが食べられる時間はごく限られています。たいていの場合がお弁当を食べた後の自由時間であり、時間にして10~20分程度であると思って良いと思います。

 

小学生以上

昼食後は、おやつも食べたい!遊びたい!の両方に揺れ動く時間です。

そのうえ、お弁当ですでにお腹がいっぱいであることも多く、いくらお菓子が好きな子でもそんなにたくさんは食べることができません。

 

小学生くらいになると、お菓子の交換をする子もいますが、食物アレルギーの子もいるので交換禁止にしている学校もあります。

基本は、子どもが自分で食べられる量を持たせましょう。

 

未就学児(幼児)

午前中から出かけて、午後の早い時間(13時から14時ごろ)に帰ってくることが多いです。もちろん移動中にはおやつは食べることはできませんので、お弁当後のわずかな時間におやつを食べると思ってよいと思います。

と、言うことはお弁当でお腹が満たされているところに、おやつを食べることになります。本当に少しでも良いと思います。(目安は小袋菓子1袋程度)

 

園によっては、持ってきたおやつを園内で15時のおやつに食べることもありますが、

この場合も、普段の園で出されるおやつくらいの量(マフィン1個程度)があれば充分です。

 

未就学児(乳児)

乳児の場合は、午前中に少し遠出しても、必ず午睡をとるため、園でお弁当を食べることもあります。その後におやつを取るかどうかは園ごとの判断ですが、もしおやつがある場合でも、赤ちゃんせんべい1個包装くらいにするのが良いでしょう。

 

 

おやつの種類

お菓子は、おいしいものがたくさんありますね。遠足等に持ってくるおやつは、普段家で食べているおやつで良いのですが、少しだけ気を付けていただきたいと思います。

 

チョコレート類

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実はこれ、あまり持ってきてほしくないものです。(特に未就学児)

1、2歳児くらいになると、おやつにチョコレートを持たせる保護者もいますが、できることならやめていただきたいです。

気候によって溶けるということもありますが、もっと大きな理由があります。

 

理由は、以下の通りです。

 

チョコの原料 カカオアレルギーの症状

普段自宅で食べなれている場合はアレルギーである可能性も低いので大事には至らないとは思いますが、カカオは重篤なアレルギー症状を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

 

主な症状は、下痢、鼻血、腹痛、けいれんなどです。場合によってはアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。

 

乳幼児に対して、牛乳や卵のアレルギーにはとても気を使っている保護者は多いのですが、チョコレートは普通に与えてしまっているという人も少なくないです。

よく、チョコを食べすぎると鼻血が出ると言われますが、これはアレルギーからくる可能性もあります。気を付けたいですね。

 

チョコには依存性がある

甘味がぎっしり詰まっているチョコレート。実は、薬物やアルコール同様に依存性があるものなのです。食べたらまた食べたい衝動にかられ、ついつい手が出てしまう…。チョコにはそんな恐ろしい魔法がかけられています。おいしいチョコは、大人でも食べ過ぎないようにするのが難しいと思いますが、それを子どもに「食べ過ぎないように」と制限をして果たして守られるでしょうか?

 

答えは「NO」です。

 

子どもに対して言う事をきかせることってただでさえ難しいですよね。それならば、早いうちからチョコレートを食べさせなければ済む話ですね。

 

虫歯

チョコは虫歯になりやすいお菓子の代名詞ですね。

甘いお菓子=虫歯リスクが高い これが事実なのです。

虫歯になる要素を排除するという意味でも、チョコは避けたいですね。

 

ガム・あめ類

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特に未就学児くらいですと、のどに詰まるおそれもあるのでやめてほしいですね。

家では平気でも、多くのお友達のいるところで食べるときはまた違う雰囲気にもなります。ふざけながら…ということも考えられるため、遠足のおやつ向きではないと考えられます。

棒つきのあめも、くわえたまま走り回って転んでしまった…なんてことがあるかもしれません。危険ですね。 

あと、ガムは噛んだ後の始末をしっかりできるかどうかという問題もありますし、やっぱりのどに詰まらせるリスクもありますので、集団での行動の際のおやつには不向きになります。

 

大人が引率するとはいえ、子ども一人に大人一人が付くわけにはいきません。自身のお子さんを危険に晒さないためにも、集団生活の場においてこれらのおやつを持たせることはやめましょう。

 

近年では「中学生」ですら「修学旅行のおやつにあめやガムは禁止」とされています。(我が家の娘の学校ではそうです)

 

さいごに

以上のことから、園や学校行事に持っていくおやつは、小袋のおせんべいかクッキーあたりが、おすすめです。マフィンや蒸しパンなど、手作りできるものもよいと思います。特に小さいお子さんをお持ちの方は、一度おやつについても考えてみていただきたいとおもいます。