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保育園で給食を作っています

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。

保育園で給食を作る仕事「良かったこと」と「ちょっと残念だったこと」

調理師免許を取ってから20年以上が経つおやっさんです。

若い頃は、飲食店での勤務が中心でしたが、結婚・出産・離婚を経てひとり親となってからは「保育園で給食を作る仕事」に落ち着いています。

保育園での勤務は今年で8年目を迎えましたが、基本的には「保育園で働くことができてよかった」と思っています。

 

今回は、私が「保育園で働いてきて良かったこと・ちょっと残念に感じたこと」を書いていきたいと思います。

 

 

保育園の給食を作る仕事をしていて良かったこと

良かったことは本当にたくさんあります。

 
  • 簡単に作ることのできる食のレパートリーが増えた
  • 料理の手際が良くなった
  • 味付けのバリエーションが増えた
  • ひとり親家庭の母として子どもたちのライフスタイルに合った職場だったこと
  • 基本的に繁忙期や閑散期がないこと

 

簡単に作ることのできる食のレパートリーが増えた

保育園で作る食事は、「家庭料理」です。

特殊な調味料や食材を使わなくても作ることのできるものばかりです。

保育園の献立は、基本調味料と肉・魚・野菜があれば大抵のものは作ることができるのです。しかもどれも割と簡単なものばかり。

簡単な給食…と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが…💦

 

でも、そのどれもがおいしく食べることのできる献立ですので私は、保育園で作ったものと同じものを自宅で作ってあげることもあります。(自宅では多少のアレンジはします)

 

中でも、乾物の切り干し大根は「煮もの」に使うものと思い込んでいた私は、保育園給食を通じて「サラダやみそ汁」に使うことも覚えました。

 

料理の手際が良くなった

元々調理師ですので料理の手際は悪くはないほう(だと思っている)です。

ですが、料理のレパートリーが増えたことによって冷蔵庫の中身を見ただけで「今日はあれとこれを作っちゃおう!!」とすぐに決めることができるようになり、結果的に調理にかかる時間の短縮につながるようになりました。

 

味付けのバリエーションが増えた

皆さんは「厚揚げ」があったらどのように調理をしますか?

おでんに入れたり、肉みそと一緒に炒めたり…といったところは割と思いつくと思いますが保育園では、

「豚肉・人参・玉ねぎ・ピーマンと共にケチャップベースの味付けで炒める」

という調理法で提供することもあります。

正直、「厚揚げ+ケチャップ」という組み合わせには初めは戸惑いました。

だがしかし、これがおいしい!!我が家の子どももよく食べます。

 

と、言うようにこれまで自分がしてこなかったような味付けを覚えることができたのです。

 

ひとり親家庭の母として勤務するにはちょうど良かった

これは私にとって最も大きなことです。

わが家は親族の助けを得られないひとり親家庭です。離婚当時は1歳と6歳の幼子を抱える状態でした。

 

子どもたちは保育園には入所させるものの、園の開所時内での仕事を探さなくてはならないため、職種はかなり限られてきました。

 

そんな中での「保育園の求人」はかなり魅力的なものでした。

 

子どもと休みが同じ

子どもは保育園に通って、私は別の保育園で働く…。これは我が家ではベストな選択だったと思います。

 

同じ自治体内の園ですので「休園日は同じ・開所時間内で送迎可能」です。

それでも子どもが小さかったりすると、年に何度か行事で休みをもらうことはあります。ですが、日祝日は必ず休みであるのは子を持つ母として大きな安心材料です。

 

子どものことに理解があるため休みがとりやすい

私の場合は、「親族の助けのないひとり親である」ことを正直に話したうえで採用していただいていましたので、特に子どものことに関しては協力を得られやすかったように感じます。

 

それでなくても「職員の多くが子育て世代で理解があること」「職場が保育園であるため、こども第一の考え方であること」などもありましたので、子どもの急な病気などの時には休みの調整をしてもらいやすい環境になっていたのだと思われます。

 

もちろん、普段からしっかり働いていることが大前提となるかもしれませんが…。

 

基本的には繁忙期も閑散期もない

1年を通して同じようなペースで仕事ができることは「体力第一」の私にとってはありがたいことです。

 

以前とあるサービス業で働いていた時は、12月から2月上旬がとてつもなく忙しい時期で、休みも週1回取れればよい…。くらいでした。

反対に6~7月、10~11月は給料をもらっても良いのか???と思うくらい何もすることがないような閑散期であり、繁忙期と閑散期の差が大きすぎてこの差によって体調不良になってしまうこともありました。(暇なら暇でも時間がたつのが遅く感じ、疲れますよね。)

 

私としては毎日が同じ業務の繰り返しである保育園の給食室の方が体力的に「楽」なのです。

 

 

保育園の給食室で働いてちょっと残念だったこと

基本的には「保育園で働くことができてよかった」と思っているおやっさんですが、多少は残念に思っていることもあります(笑)

 
  • 1日中ご飯を作っている気がする
  • 正社員になることをあきらめる
 

1日中、食事作り

自宅での朝食づくりから始まり、給食・おやつ、帰宅後夕飯…。

なんだか1日何か作っている…時々仕事と自宅の境目を見失いそうになることも(笑)

 

たまには「誰かが作ったものを食べたい…」なんて思うこともあります。

 

そんな時はお惣菜…では満たされないんです。

 

誰かが作った「手料理(味が濃すぎないもの)」を求めるんですよね。

 

正社員にはなれない

私の実力不足なのか、園の方針なのか…。

園では代々給食室の正社員は「栄養士のみ」と決まっています。

 

私もフルタイムで働いていますが肩書はパートです。

 

以前私は「正社員希望である」ことは伝えました。しかし、園側は私を正社員にする気はないようです。ですが、待遇は正社員に近いものにはしてくれています。

時給も悪くはありませんし、社会保険はつけてくれていますし、賞与も出ます。有休もしっかり使わせてもらえます。

ただ、福利厚生は正社員ほどではありませんし、時給制です。

 

これからも私の課題となりますが、「正社員にこだわり続けるか?(転職を含め検討)」「収入は悪くないので今のまま働き続けるか?(現状維持)」考えていかなければいけないかなと思っています。

 

 

さいごに

保育園給食の仕事の良かったところ、ちょっと残念だったところを書いてきましたが、私は先にも書いたとおり、「保育園の給食を作る仕事を選んでよかったな」と思っています。

 

一番は、「我が子たちとの時間をしっかり作りつつ、自分自身もしっかり働くことができていること」です。

私が保育園に勤め始めてから丸7年が経過していますので、当時幼かった我が家の子どもたちも今は中学生と小学生になり、働き始めの頃と比べるとお金はかかるようになりましたが、「手」はかからなくなってきました。

今の保育園は子どもたちが小さかった時は「急な病気」などにも快く対応してくれた職場ですので、これからもまだしばらくは「仕事」で恩を返しながら働いていくだろうと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。