保育園で給食を作っています!!

現役保育園調理師が簡単おやつやご飯の紹介はもちろん、子どもとできる食育活動の紹介もしています。

卵の泡立て不要!重曹使用のヨーグルトケーキ

今回は低コストで手に入る重曹を使用したヨーグルトケーキです。

ベーキングパウダーでも作ることはできますが、予想以上にふっくらふわふわに仕上がりましたので、あえて重曹バージョンでご紹介します。

 

 目次

 

卵の泡立て不要!重曹使用のヨーグルトケーキ

用意するもの

卵     2個

砂糖    80g

サラダ油  30g

ヨーグルト 180g

レモン液  25g

薄力粉   150g

重曹    1.5g

作り方

①薄力粉と重曹は同じ器で一緒に量っておく。

今回はこの重曹が良い仕事をしてくれます。

 

②大きめのボウルに卵を割り入れ、砂糖・サラダ油を入れて混ぜる。

 

③ヨーグルト・レモン液を入れて、さらに混ぜる。

 

④ ①の粉類を2~3回に分けて入れ、さらに混ぜる。

 

⑤オーブンシートを敷いた天板に生地を流しいれ、軽くならす。

 

⑥180度のオーブンで20分ほど焼く。

(写真向かって右側には、アクセントとしてスライスチーズをのせてみました。焼き上がりはちょっと塩味の入った、大人の味に仕上がります。)

 

⑦できあがり

かなりふんわり仕上がります。

 

 

今回重曹を使用した理由

今回使用した重曹は、炭酸水素ナトリウムです。

炭酸水素ナトリウムは、酸と反応します。酸と反応することで炭酸ガスが発生します。

この炭酸ガスを利用したケーキです。

工程④⑤で気泡が出ていますね。

これは、重曹と酸であるヨーグルト・レモン液が反応したものです。

酸性のものを使用してケーキを焼く場合にはべーキングパウダーを使うより、重曹の方が上手に膨らみます。ただし、小麦粉100gあたり1~2g程度にとどめておく必要があります。それ以上入れてしまうと苦みが出てしまい、とても口にできない食べ物が出来上がってしまいます*1

 

ではベーキングパウダーとは?

お菓子作りでよく使われている、ベーキングパウダー 。成分を見てみると、炭酸水素ナトリウム1点だった重曹と比べ、様々な成分が入っていることがわかります。

炭酸水素ナトリウムは、重曹でも入っていました。ベーキングパウダーでも同じ役割をします。

 

そして、ベーキングパウダーの中には酸の役割をする成分も入っています。それが、リン酸二水素ナトリウム~リン酸一水素カルシウムなど数種に及ぶ成分なのです。様々な成分を入れることによって、時間差で炭酸水素ナトリウムと反応させることが可能になります。

 

最後に、パーセンテージが最も多い成分に注目します。

でんぷんと書かれていますが、これはコーンスターチです。

コーンスターチを入れることによって、炭酸水素ナトリウムと、酸の役割をする成分が使用前に反応しないように遮断する役割をしています。

 

ですので、ベーキングパウダーは重曹と、酸の役割のする成分と、それを反応させないようにするための遮断成分の3つが入っているのです。ですので、酸性の材料がなくても膨らませることが可能なのです。

 

ただ、使用量は重曹単品で使用するより多めになります。1箱当たりの値段も高めになります。

 

まとめ

お菓子作りにおいて、酸を多く含む材料(レモン・ヨーグルト・チョコ・卵・砂糖・はちみつ)を使用する場合には重曹を、それ以外のものならベーキングパウダーを使用すると良いと思います。

あれ?ここまで書いてなんですが、お菓子のほとんどに砂糖や卵は入りますね。と、言うことはほとんどのお菓子作りで重曹が役立つということではないでしょうか?私、これから重曹派になっちゃおうかな(;'∀')

*1:+_+